2021/10/20

 仕事してごはんつくって仕事して、ばっかり書いているのだけど、それしかしてない毎日なので如何ともしがたい。

 仕事量と自分の能力とがようやくバランスし始めていて、しかもこれまでの自分の経験の積み重ねがいろんなところで生き始めているのが目に見え始めているところ。
 慢心するにはまだまだほど遠い状況にしても、もう少しだけ人生を楽しんでみたいと思えるようにはなってきた。

 いわゆる氷河期世代ど真ん中で、バブルは小学生のころに弾け、高校卒業する年には阪神・淡路大震災。就職して仕事が軌道に乗ってきたところでリーマンショックからの東日本大震災。そしてコロナ禍。
 奨学金に頼ってうっかり大学院にまで行ってしまったくらい時流に疎かったせいで、いい年をして働いても働いても我が暮らしは楽にならない毎日だけど、じっと手をのぞいても啄木もまたこちらをのぞいて、時代のせいだけにはできないぞと言ってくるので、どうにも鬱屈のやり場がない。
 でもまあ、戦後の高度成長期の空気を味わうことができた人たちはだいぶ特別だったんじゃないか、くらいは言いたい。

 今日の昼は、鶏むね肉とナスのオイスターソース炒め、ピーマンの焼き浸し。
 今日の夜は、Kit Oisixでビビンバ。