• 2021/08/27

     

     子供のころ仲良しだった、母方の祖父母宅の犬の形見が出てきた。犬が死んだときにわたしがあまりに悲しんで泣いたので、それならばと分けてもらったものである。

     長期休暇になると、よく久留米の祖父母宅に行っていた。
     夏。
     わたしが小さかったころはまだエアコンもなくて、昼下がりの暑い時間帯は縁側でもまだ暑く、軒下のたたきの上の、犬が寝転んでいる一番涼しいところに茣蓙を敷いて、一緒にごろごろしていた。
     気が向いたらそこに寝そべったまま、宿題のドリルをやったりもしていた。犬はおとなしくそばで舌を出してわたしを見守っていて、祖父母や叔父たちが、おりこうだねえ、と犬の方を褒めていた。

     両親や叔父たちがいなくて祖父母と3人だけで夕食をとるときは、いつもの広い座敷ではなくて、こじんまりした台所で静かに食卓を囲んだ。
     台所の小さな窓に、いつもヤモリが何匹かちょろちょろしていて、ときどき外の田んぼ脇の道を自転車や車が通るたびに、何かの影が大きく映っては消える。いつまでもそれを見ていたいような、でもとてつもなく淋しいような気持ちを思い出すと、今でも胸がぎゅーっとなる。
     カリカリ梅おいしかったな。

  • 21/08/26

     猛暑日だった(らしい)。夕方まで引きこもってお仕事。
     しんどいお仕事が多い一週間でヘロヘロだけど、ようやく生き延びられそうな目処がついてきた。

     合間合間に、床置きしてた本をニュー本棚に収納。まだまだこん平さんの帰りのカバンくらい余裕があるぞ。

     Fit Boxingが十月からアニメになるんだとか[1]Switch『Fit Boxing』シリーズがアニメ化。豪華声優陣共演『キミとフィットボクシング』10月1日よりTOKYO MXでテレビ放送 | … Continue reading
     脚本・監督の森田と純平さんによれば、「ゲームでインストラクターを見るたび「この人たちは裏でどんな日常を送ってるのかな」と妄想が膨らむようになり、物語がいくつも浮かんできました。そのうち「これはちゃんと描きたいな」と思い、イマジニアさんに直接お話を持っていったのが作品制作のキッカケです」とのこと。そんな純真まっすぐな理由でアニメ化を実現させちゃうの、すごい。
     最近サボってたけどまたやろう。

     昨日の昼は、Kit Oisixのケールの塩焼きそば。
     昨日の夜は、赤魚の西京漬、蓮根のきんぴら、水菜とベーコンのおすまし。

     今日の昼は子供が作ってくれて、ハンバーグ、しめじのバター炒め、ミネストローネ(超おいしかった)。
     今日の夜は、ざるそばと、スーパーのお惣菜売り場で買ったコロッケとごぼうサラダ。

     大同電鍋がほしくなって検討中。

  • 本棚増設

     2年前に増設したのに埋まってしまったので……。

     古い小さめの本棚をひとつ処分しようと計画していたけど、うまいこと置き場を見つけてしまった。これで新しい本棚分、まるっと収納力が増えることに。実質無限増では。

     在宅仕事のおとものお茶請けに、来間屋生姜糖本舗さんのひとくち糖。これは元気が出る。

     昼はニラレバ丼。
     夜は豚と大根の薄氷煮と、キャベツと油揚げの味噌汁。

  • あだだだだ

     一日、気の張るオンライン会議やってたら体の節々がいだだだだだ。

     在宅組のお昼は、Kit Oisixの、鶏団子のきのこあんかけと、ブロッコリーとカリフラワーのおかか和え。
     夜は、アジの開きと、小松菜と豆腐の味噌汁。

  • 2021/08/22

     午後、子供は夏休みの課題の聞書のためにひとりでうちの実家へ。どんな内容かは知らないのだけど、実り多い時間になったらしくてよかった(ちなみに去年の聞書の対象者はわたしだった。キャリア教育的な意味もあるのかな)。マスク着用でディスタンスを保って作業したとのこと。3時間ほどで帰宅。

     オンワードのセール(オンラインショップ)で頼んでいたものがいろいろ届いたので、ちょっと衣類を整理。
     在宅勤務も多いので、ふだん何着よう問題はあいかわらず悩ましい。

     エレベーターのところにもっふもふの虫が。

     Twitterで、モンクロシャチホコでは? と教えていただいた。サクラによくついてる毛虫の子が大きくなるとこんな感じに! もふもふすぎて頭も眼もよくわかんないのと、脚がちょこんと出てるあたりが超かわいい。

     競馬ちょっと見た。北九州記念、熊本生まれのヨカヨカがめっちゃくちゃカッコよく勝ってうれしい。札幌記念、ソダシ、素人目には興奮気味に見えたけど、単に元気でやる気があるだけだったのか、伸び伸びと先行から粘り切って勝って、こちらもうれしい。

     ライラ・アブー=ルゴド『ムスリム女性に救援は必要か』読み始めた。

     昼は焼きそば。
     夜は出前(中華)。

  • 2021/08/21

     朝起きたら昼だった。10時間以上寝てしまった。
     いかんいかんとマック食べて洗濯。

     ここのところデジタルリマスター版『映像の世紀』を見ていて、読み返したくなった『アドルフに告ぐ』を一気読み。

     夜はバズ飯おつまみ多めででおうち居酒屋を開店。
     ハッセルバックズッキーニ、豚肉と大葉の餃子の皮の包み焼き、エビとズッキーニとアスパラのアヒージョ、枝豆、おいしいパン(パン オ ルヴァン)。

  • 2021/08/20

     ここのところ耳の調子がよかったので、1週間くらい薬飲まないでいたら、朝、ひさしぶりにふらっと来たので服薬。問題なく改善。12時間くらい働いてしまった。

     平穏世代の韋駄天達、プロンテアさんはすごく振幅の広いキャラクターでやっぱり好きだ。「……か」のバリエーションだけでも信じられないほど豊か。たったひとつのセリフの中でも、この石田さんは知らなかったなあとドキリとすることがしばしば。どれだけ感情のストックと表現力があったらこうなれるのだろう。そして、緒方さんのイースリィは毎度エロかっこよくてハァァァって腰が砕けるし、朴璐美さんのハヤトは爽快にかっこよくてウヒョウって笑いたくなるし、堀江由衣さんのポーラは天然かわいくてきゃわわわってなる。なんて耳が幸せなアニメなんだ。

     昼は豚ロースの冷しゃぶ、キャベツとトマトとツナの煮込み。
     夜はピザ!

  • 2021/08/19

     今日は日差しが暴力的に強かった。夕方にはツクツクボウシが元気に鳴き出して、秋っぽくなってきた。
     夜は月が大きかったなあ。

     在宅仕事。ひときわ頭と神経を使う一日だった。

     帝劇ナイツ・テイル、子供にせがまれていながらチケットが取れなかったのだけど、出ていた戻りをなんとかゲット。十月には少しは状況改善しているだろうか。しているといいな。

     昼は醤油ラーメン、肉野菜炒め乗せ。
     夜は鯛と白菜とねぎのちり蒸し。

  • 2021/08/18

    この仕事をしていると、つい頭が数週間〜数ヶ月先の期限を考えがちになるのだけど、まだ8月も半ばを過ぎたところだった。あまり生き急がないように、地に足をつけて日々暮らすようにしよう。

     前線の活動が少し弱まって、今日の東京は晴れ間が多かったが、それでも昼には突然の大雨。まだ前線は停滞しているので、各地の豪雨被害は依然心配。

     新型コロナの感染拡大スピードはとどまるところを知らず、今日も国内の新規陽性確認数は過去最多[1]国内の新規感染者、過去最多2万3918人 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン
     9月からの新学期に向けて、首都圏の公立学校の対策も検討され始めた[2]緊急事態宣言の期間 公立学校の通学や部活動 1都6県方針は|NHK 首都圏のニュース。実は内心、パラリンピックを控えて、教育行政の動きはもっと遅くなるのではないかと心配していた。でも、子供たちの健康と学びを維持する取り組みがなおざりにされていない(らしい)ことは、去年より進歩していると言えるかも。

     ただ、感染拡大と医療逼迫の状況はまったく安心できるものではなく、東京では、家族全員が自宅療養していた中、40代のお母さんが命を落としたという痛ましい事故が起こってしまった[3]東京都内 親子3人全員が感染し自宅療養中 40代母親が死亡 | 新型コロナウイルス | NHKニュース。これまでよりもさらに警戒のレベルを上げて自衛しなければならない状況だが、国と都はいったい何をしているのだろう。
     
     緊急事態宣言発令地域の拡大を受けた昨日の菅総理の会見も見たが、感染者数を能動的に速やかに減らす気が、政府にはまったくなさそうなことはわかった。デルタ株の感染性が高いこと、ワクチンの効果が当初期待されていたよりも限定的であること、今後さらに危険性の高い変異株が生じる危険性があること等の不都合な情報はすべて遮断して、都合の良い可能性だけをピックアップし、あとは医療に丸投げしてなんとかしろ、というふうに政府の方針は見える。
     積極的に感染を減らそうとはしないということは、要するに、感染に伴って必然的に生じる死や障害を受け入れろと市民に要求しているのに等しい。しかし政府は、具体的にどのような不利益を市民に受け入れさせようとしているのか明言せずに、それらが既成事実として受け入れられたことにしようとしている。あまりに不誠実ではないだろうか。

     前政権から今に続く政府の不誠実さ、そして市民の悟性の軽視はいったいどういうことなのだろう。

     たとえば最近でも、警戒すべきとされるラムダ株が日本で発見されていたことに関し、オリンピック開催に伴って公表が遅れたということがあった。これについて、政府は「コロナについては国民もさまざまな関心や不安を持っている。公表のあり方について早期に結論を得て、不安解消につなげたい」と述べたというのだが[4]ラムダ株公表基準「見直し」 発表遅れ受け官房長官「不安解消に」 | 毎日新聞、ことは不安だけの問題ではない。なぜ政府は、政策への批判をことさらに国民感情のみに帰そうとするのか[5] … Continue reading
     感情的であることが悪いことであるとは思わない。しかし、政府がことさらに国民・市民の感情的な反応を強調しようとすることについては、あえて国民・市民の悟性や理性を低く評価して見せつつ、形だけ「感情に寄り添う」細やかさを演出しているような、極めて姑息な小賢しさが見て取れて受け入れ難い。

  • 新型コロナワクチン体感記録

     子供氏のファイザー1回目(昨日の日曜に接種)は、今日の昼まで最高37.2℃の微熱があったけど、そのあとスーッと下がって元気、元気、という感じ。接種した方の腕は痛いけど、頭痛などはないと言っていた。食欲も旺盛。次回は確実に副反応が大きくなると思うので、学校はあらかじめ休ませようかと思う。

     わたしのファイザー2回目(3日前の金曜に接種)は、なるほど1回目よりはだいぶキツかった。イヤだった順に、悪寒、筋肉痛(関節痛?)、頭痛、吐き気、腕の痛み、微熱(最高37.4℃)といった感じ。でも、モデルナ勢の報告よりはずいぶん軽そう。
     左鎖骨のリンパ節がぐりぐりっと腫れていたのがちょっとおもしろいなと思った。