このブログで人気の記事

そういえばと思ってGoogle Analyticsをちょっと確認してみた。過去12ヶ月間で人気の記事トップ10[1]ランディングページはこんなかんじ。

1位:「芸能人」からの迷惑メールコレクション
2位:トップページ
3位:WordPressブログをActivityPubに対応させる
4位:not set(なにこれ)
5位:三途の川の渡り方問題
6位:映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(ネタバレあり)
7位:X(旧Twitter)アカウント削除したので、過去のツイートログをWordPressに移した話
8位:読み返し『斜陽日記』(太田静子)
9位:SNSログサイト(WordPress)にMastodonの過去投稿をインポートしました
10位:『失楽園』とか『愛の流刑地』とか

1位の迷惑メールは、とにかくもう毎日かなりのアクセスがある。まとめ記事って需要あるんだー、と思った。
3位のActivityPub対応も安定して人気。
5位の人気が謎なのだけど、誰と一緒に三途の川を渡るか興味がある人は、常にいるらしい。
6位の鬼太郎、8位の斜陽日記、10位の失楽園、そしてここには挙げていない11位の関心領域など、感想系の記事にも需要があるようだ。
斜陽日記は個人的に気に入っている記事なので、読んでいただけてとてもうれしい。

検索からいらしたついでに、その他マイナーな記事もいろいろ見てくださる方も多く、書いててよかったなあと思う。開設から、なんだかんだ4年近く経つ。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

References
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久しぶりに手帳を買った

日常の記録やスケジュール管理は、公開・非公開共にwebでやってしまうし、手で書きたいものはノートにしてしまうので、ここ数年手帳を買っていなかった。
のだが、コロナ禍シフトが終わってあちこち出歩くようになり、そうそういつもPCを持ち歩いていたり、スマホを出せる状況でなかったりもするので、久しぶりに手帳を買ってみた。

1日1ページというほどでもないけど、毎日ちょこちょこいろいろ書きたいので、週間ブロックで。
表紙デザインもページデザインも気に入ったので、マトカさんのにした。レインボー箔カメレオンかわいい。
https://item.rakuten.co.jp/elcommun/wk-52-/

海外4カ国の祝祭日表記(UK, US, FR, CN)が地味に嬉しいかもしれない。

今シーズンのワクチン接種完了

11/15(金) インフルエンザワクチン
11/16(土) 新型コロナワクチン6回目(コミナティ)

予約なしでワクチン打ってくれる施設が近所にいくつかあるの助かる。

抗体価の持続性を考えると、レプリコンワクチン(コスタイベ)が魅力的なのだが、打ってくれる施設が見つからなかった。検索すると、「レプリコンワクチンを打った方お断り」を標榜する美容院等ばかり引っかかってくる。
コスタイベは1バイアル16人分だから、飛び込みの自費接種に対応しづらいのだろう。それこそ職域接種してくれたらいいのに、とも思うが、わたしの職場でも「もうコロナワクチンはいいや、高いし」という声がちらほら聞かれるくらいなので、需要がないのかもしれない。確かに高い。コロナワクチンは1万6千円で、インフルエンザワクチン4千円と合わせて一人2万円が飛んでいった。

さて今回のコロナワクチンは、接種前体温36.2℃、接種後50分の体温36.0℃。
4回目までは必ず38℃を超える副反応の発熱があったが、前回(5回目)のときは、記録上最高で37.6℃だった。
さて今回はどれくらい熱が出るかな。

中国旅行記(杭州・上海)

 中国の杭州で開催されたAIPPI年次総会に行ってきました。

 会議やミーティングの内容については、業務上知り得たことなのでここには書きません。貴重な経験をたくさんさせていただいたので、パワーアップしたわたしと我が勤務先にお仕事いただければ、経験を生かしたお仕事ができると思います。

 ここでは、初めての中国訪問の感想など。

準備編
 金盾対策で、VPN対応のWiFiを日本で借りて持っていきました。現地空港で飛んでるWiFIを見る限り、周りの旅行客は、グローバルWiFiか「イモトのWiFi」(エクスコムグローバル)がほとんど。わたしは後者を借り、SNSもGoogleも、何の問題もなく使えました。自分のiPhoneとPCを朝から夜までつなぎっぱなしにしていても、WiFiの充電は半分以上残っていた感じで、モバイルバッテリーは使いませんでした。

 中国ではほぼ現金が使えず、オンライン決済(モバイル決済)の手段が必須とのことだったので、AlipayとWeChat Payのアプリを入れ、それぞれ違うクレジットカードを登録しておきました。

 今のところ、中国への渡航にはビザが必要です。ビザの申請についてはこちら→中国ビザ申請してみた – Going Pollyanna

初日~移動編~
 羽田から上海虹橋空港、地下鉄で高鉄駅(上海虹橋駅)、からの高速鉄道(高鉄)で杭州に行きました。

 
 地下鉄の切符を買うとき、さっそく噂のモバイル決済にトライ。タッチパネルの路線図で目的の駅を選び(漢字文化圏ありがたい)、切符の枚数を入力して、アプリで決済するだけ。ポトン、ポトン、と切符が落ちてきたときは、同行者と思わず歓声を上げてしまいました。

 高速鉄道はまるで新幹線で、とても快適でした。スナックと飲み物のサービスがあってびっくり。

初日~ホテル・会場到着編

 杭州、未来都市なんじゃが~?!

 走ってる車はぜんぶ電気自動車だし、未来感がすごい。
 2016年のG20杭州サミット開催を機に、急速に発展した地域とのことです。

 ホテルのスタッフは簡単な英語であれば対応してもらえましたが、少し難しくなると、音声入力の翻訳(通訳)アプリを活用されていました。AlipayやWeChatのアプリにも翻訳機能がついていて、使ってみようとわたしも試みたものの、音声翻訳は最後までうまくいかず。次に訪中するときまでになんとかしようと思います。

杭州滞在編
 とにかく会場が広かった……。

 部屋から部屋へ移動するだけですごい運動量。一日平均1万4千歩くらい歩いていました(自分のApple Watch調べ)。

 西湖の夜のショーも見せていただきました。G20開催の際、VIPの皆さんに披露されたのと同じショーだそうです。

 土地とマンパワーの圧倒的な豊かさが伝わってきました。マンパワー豊かすぎて、4羽の白鳥も5×4羽の白鳥に。
 おもてなしとは、国威発揚とはこういうことか、と唸りました。

上海お散歩編
 再び上海に戻った最終日前夜、少し時間があったので、歴史的な建物が立ち並ぶ延安中路あたりをお散歩しました。

 上海展覧中心

 静安寺

 上海蟹(よっぱらい蟹)

 ホテル

 ホテルの近くはフランス租界っぽさも残りつつ、少し歩くだけで、繁華街も楽しむことができました。もっとゆっくり来たい!

 

 

241101

 自分の人生は遊びだと思っている。少なくとも大部分そう思えるように生きている。

 だから、わたしが楽しく遊んでいるところにやってきてくれる人は、一緒に楽しく遊んでくれる人がいい。わたしが作ったおもちゃを奪いに来たり、自分の方がうまく遊べるとアピールするために関わりに来てほしくない。
 わたしのおもちゃを横取りして自分が作ったみたいに自慢したり、わたしの遊び方をバカにするような人とは関わりたくないので、そういう人が来たら別のおもちゃで遊び始めることにしている。

 でも、そういう人たちは、わたしが別の遊びを始めると、今度はそっちの方が楽しそうに見えるのか、また邪魔をしに来るのである。あれはいったいなんなのだろうか。小学生で時が止まっているのかな。
 

中国ビザ申請してみた

 秋に中国出張を予定しているため、ビザ(商用ビザ/Mビザ)を申請した。
 同行者は申請代行業者に頼んだらしいのだが、民間の他人にパスポートを預けるのが不安なので、わたしは有明のビザ申請センターで自力でやってみた。その備忘録。

参考にしたサイト

中国査証_中華人民共和国駐日本国大使館(最新ビザ情報)
Chinese Visa Application Service Center(ビザ申請センターのサイト。ここでビザ申請表を入力する)
【徹底解説】中国ビザオンライン申請書の作成方法(2024年9月) | 中国旅行ドットコム (ビザ申請表記入の参考)

申請センターに持って行ったもの

・ビザ申請表(ビザ申請センターのサイトで作成・送信したもののプリントアウトに自筆署名したもの)。
・有効なパスポート原本と写し
・前のパスポート原本(念のため持っていった。不要だったかもしれないが、最終手続の際に係官さんに「持っていますか」と聞かれて持っていると答えたら、写しと共に提出を要求された。写しは申請センターのコピー機で作成した)
・証明写真1枚(写真屋さんで中国ビザ用と伝えて撮ってもらい、データと紙焼きの両方を準備した)
・中国国内の取引先が発行した招聘状(出張先に準備してもらった)

ビザ申請表の作成と感想

 【徹底解説】中国ビザオンライン申請書の作成方法(2024年9月) | 中国旅行ドットコム が大変参考になった。このとおりにやって、書類は問題なく通りました。ありがとうございます。

 申請センターで書類を通すために何より重要なのが、ここでアップロードする写真らしい。申請センターで係官さんが別の人にそう解説しているのを聞いた。
 写真の規格がかなり厳重なので、写真屋さんで撮ってもらうのが楽で安全だと思う。
 オンラインで申請表を作成する際、写真データを編集することができる。適切な規格になるとチェックマークが出るのでわかりやすい。

 申請表には、詳細な個人情報の記入を要求される。自宅や勤務先などの住所をたくさん英語(または中国語)で書く必要があるが、英文住所のフォーマットは必ずしも統一されていなくても大丈夫だった。

 確認事項の中に、「銃器、爆発物、核兵器、生物学、化学に関する特別な技能を持っているか、または訓練を受けたことがあるか」というものがあり、少し迷った。生物学専攻で博士(理学)、独法での勤務経験があるので、その旨をいちおう正直に書いてみたが、実際は「No」でよかった。申請センターでの手続の際、係官さんの指示で手書きで修正した。

申請センターでの手続と感想

(1)事前書類チェック
 東京の申請センターの場所は、有明フロンティアビルB棟12階。激混みかつ午後3時に受付終了なので注意。

 わたしは午後1時30分頃に到着して、まず事前書類チェックの列(部屋に入って右側のカウンター)に並んだ。並んでいる間、カウンターでのやりとりに耳を澄ませていると、ちょくちょく書類の作り直しになっている人がいる。ビザの種類によっては戸籍謄本が必要で、その記載内容が問題になっているケースが多そうだった。戸籍謄本が不要なビザの場合は、おそらく写真の規格が問題になっている様子。備え付けの証明写真コーナーにはたくさん人が並んでいた。

 わたしの事前書類チェックをしてくれたのは、有能そうだなあと勝手に拝見していた係官さんだった。
「よろしくお願いします」
「ぱれあなさん。よろしくお願いします」
 出した書類を素早くチェックして、
「はい、あんまり問題ないですね」
「(あんまり? ちょっとはあるのかな)」
「ほんとにビザ申請初めてですか?」
「はい、初めてです」
「そう」
と、あっさり事前書類チェック通過。番号札と共に書類を返却された(午後1時49分)。

(2)最終手続待ち時間
 待合スペースには人がぎっしり。番号札は、おそらくビザの種類ごとに「G○○○○」「M○○○○」のように識別子が振られている。わたしの識別子「G」の待ち人数は、73人だった。

 いくつかあるモニターに、最終手続の順番が来た人の番号が表示される。適当に空いた椅子を見つけて、ひたすら待つ。Kindle持っていってよかった……。

 途中、事前書類チェックカウンターの方から大きな声が聞こえてきた。何ごとかと思ったら、書類が通らなかった人が抗議している模様。係官さん(わたしを担当してくれた人)がその人をなだめながら、待合スペース横のPCまで来て、書類作成をサポートし始めた。親切!
 そこで小耳に挟んだのが、「書類を通すために何より重要なのが写真なんですよ」という係官さんの言葉。「あとはだいたい、手書きで申請書を修正できるので」とのこと。
 センター備え付けのPCを使わなくても、スマホで修正してもよいらしい。というかスマホを使うことを係官さんは勧めていた。修正した申請書は、センターのメールアドレスに送付すれば、センターの方でプリントアウトしてくれるという知識も得た。

 勉強になるなあと思っているうちに、午後2時半頃になった。処理が溜まってきたのか、識別子「M」の人たちが数十人まとめて別室に呼び出された。
 午後3時過ぎから、「G」の呼び出しスピードも猛然と上がり、午後3時15分には待ち人数が15人に。これはもうすぐか……? とわくわくしていたら、待ち人数が5人になったあたりでピタリと呼び出しがなくなった。
 あれれーと思っていたところ、15時40分頃、今度はわたしを含む「G」の人たちが数十人まとめて別室に呼び出された。

(3)最終手続
 最終手続は10階の別室だった。係官さんがしっかり書類をチェックしていく。修正箇所がある場合に備えて、ボールペンを持っていくことをお勧めする。
 指紋採取はなかった。9月から免除になったらしい(中国、短期ビザ申請の指紋採取を2025年末まで免除(中国) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース – ジェトロ )。

 ここで、前のパスポートを持っているかどうか初めて聞かれた。持っていると答えたところ、原本と写しの提出を要求された。
 12階のコピー機で写しを作り、10階に戻って提出。ぶじ、ビザの受取証を渡された(午後4時)。

 12階の精算窓口で受取証を提示し、申請手数料を支払って、手続完了。問題なければ4営業日でビザが発給される。わーい、自分でできたぞ!

どこから来たのか

近所の空き地(住宅解体跡地)に、いつのまにかスイカが育っていた。

解体前の家のゴミからこぼれ落ちたのか、近所の子供たちがここで種をプッとしたのか。
誰も何もしなくても育つものなんだな。

暑い

なんとも暑い夏で、9月半ばを過ぎてもまだ予想最高気温が34℃とか。もはや35℃超えないだけでありがたいと思わなければいけないのかもしれない。ほんと?

先日の台風10号(サンサン)で、どうやらうちのベランダから階下に雨漏りしたらしく、今日からベランダ防水工事が入ることになった。
築30年を超える古い賃貸で、確かにベランダ床面や壁のあちこちがひび割れている。東日本大震災の後も特にメンテはなかったので、そういうタイミングなのかもしれない。

賃貸のいいところは、経年劣化で修繕が必要になった場合、大家さんの負担でぜんぶやってもらえるところだ。
うちの部屋は80平米超と広い上、事故物件かなと思うくらい破格の賃料で、14年以上快適に住まわせてもらった。
が、実は来年、引っ越しを予定している。

都内で家の購入はもう厳しいので、わたしがリモートワークメインにすることを前提に、少し遠くの新築マンションを契約した。もっと早く買っていればよかったのだが、昔、家買おうよと言ったときは、夫が渋っておじゃんになったのだった。
夫は大学教員で、研究者の常として勤務地が全国レベルで変わる可能性がある。今のポジションは任期なしだが、定年までこのままステップアップしないわけにもいかない。身軽な方がいいだろうというのが、これまで家を買わなかった理由のひとつだ。

しかし、首都圏を中心に不動産価格は上がる一方で、夫の次の職場のめどもなかなか立たない。夫の勤務地が遠方になるなら、わたしの仕事はどうするのか。加えて、子供も近いうちに家を出る可能性がある。
家族のあり方、家のあり方、それぞれの人生のあり方を見直す時期なのだが、夫はこういうことを考えたり決断したりするのがきわめて苦手と来ていて、なかなか話のらちがあかない。

面倒だしもうわたしが好きなところに家を買って、自分の人生の軸を決めちゃおう、買うなら体にガタが来る前に(団信に通りやすいうちに)やっちゃおうと判断して、物件巡りを始めたのが初夏。
まあいちおう君も見てみるかい? と相談会に連れて行ったところ、本命の物件を夫が予想外に気に入り、なら僕が買うわ、とトントン拍子に話が決まったのだった。

そんなこんなでこの夏は、来年に向けて家の片付けを進めている。いちばん進捗がいいのが子供で、無限の未来がある人はモチベーションが違うなと思ったことだった。

しかし、このまま不動産価格が上がり続ければ、若い家族はなかなか都内には住みづらくなるのではないか。受験戦争の過熱が叫ばれて久しいが、それもどこまで続くのだろう。
都内通勤が必要な職場も、住宅補助やリモートワーク環境を整備しないと、働き手を確保できなくなりそうだ。
華々しく東京の再開発が進むのはいいが、人を置き去りにしているのではないかと心配になる。