新型コロナワクチン7回目

 打ってきた。今回はコスタイベ(Meiji Seikaファルマ)。

 用量が少ない(有効成分のmRNA量が15μg)とのことで、副反応も少ないことを期待しているが、さてどうなるか。

 これまでのコロナワクチンはもれなく発熱したが、いちばんキツかったのが、3回目のモデルナ(mRNAが50μg)だった。それ以外はぜんぶファイザー(mRNAが30μg)。

 なお、6回目までのコロナワクチン接種後の記録は以下。私はタイトルを工夫すべきだと思う。

新型コロナワクチン6回目(ファイザー)接種後の体温変化 – Going Pollyanna 

5回目ワクチン – Going Pollyanna

4回目接種その後 – Going Pollyanna

3回目接種その後③ – Going Pollyanna

3回目接種その後② – Going Pollyanna

3回目接種その後 – Going Pollyanna

ごろごろ – Going Pollyanna (注:2回目接種後)

2021/07/22 – Going Pollyanna (注:1回目接種後)

「同好会室」

 学士会から、「竹橋事務所『同好会室』、ご利用いただけてますか?」というメールが来た。

 ”「久しぶりに会おうか」という言葉が自然に出てきたら、囲碁盤を囲んで対局したり、将棋でじっくり勝負をしたり、撞球のショットを競い合ったり―そんな時間を同好会室で過ごすのはいかがでしょうか”
とあって、対象年齢の高さが偲ばれる。撞球!

 学士会の事務所に、ちょくちょくインテリの人たちが集まっていたことは、昔の小説などによく書かれていた。

学士会事務所。これは大学構内にあり、クラブとして利用された。自宅に西洋間を有せざる人は、外国人の友人を連れてくることができて便利だった。教授たちも洋間を持つ人は少なく、座敷にテーブルや椅子をおくのがやっとだった(学士会月報・明治24年)。

星新一. 祖父・小金井良精の記(上) (p.234). 新潮社. Kindle 版.

 また、24年から翌年にかけては、碁に熱中した。週に一回、あるいは日記に書かなかった日を入れたら、もっと多いかもしれない割合で打っている。相手は大沢謙二、緒方正規といったところ。場所は学士会である。

星新一. 祖父・小金井良精の記(上) (p.208). 新潮社. Kindle 版.

山川が、

 「では、諸君の集まりでもあるのですか?」

 と訊くと、戸水は、

 「実は、今日、神田一ツ橋の学士会事務所で同志が集まっています」

 と打ち明けた。

松本清張. 小説東京帝国大学(下) (ちくま文庫) . 筑摩書房. Kindle 版.

 先輩と用談があったときに談話室は利用したことがあるが、同好会室には行ったことがない。確かこの談話室が、昔の娯楽室にあたるものであったはず。

 もう集まる人も少なくなっているのだろうか。どういう人たちが来ているのか、怖いもの見たさで覗いてみたくもある。

引っ越しあれこれ

 新居マンションがついに完成。引き渡し前内覧会に行ってきた。

 知った土地だから立地の良さは理解していたし、モデルルームで見ていたから内装も予想はついていたけれども、「実地で」「自分ちになった」部屋と建物を見て、ベランダから景色を見渡すと、気分がめちゃくちゃアガる。

 家を買うのも新築内覧会も初めてなので、こんなに華やかで丁寧なものだとは思っていなかった(エントランスにずらっとスタンド花が並んでてびっくりした)。採寸などの都合を考えてデニムだけど、念のためそこそこきれいめなブラウスを合わせておいてよかった。

 今住んでいる築35年の賃貸から、いきなり令和の新築を見たので、「なんかすごい」「あれもこれもすごい」「未来」みたいな原始的な感想ばかり出る。

 担当の方たちと一緒に建具の開閉などを確認。家具家電を入れるところの採寸は、担当の方たちが全部手伝ってくださった。かゆいところに手が届く収納が充実しているし、本棚やキッチンの吊り戸棚などは引き渡し後にオーダーで作りつけてもらうから、今ある収納家具はほぼ処分できそう。

 実際に行かないとわからないこととしては、風とおしや周囲の音の聞こえ方がある。高気密で換気システムがしっかりしている割に、窓を開けたときの風とおしはとてもよくて嬉しかった。音はとても静か。最近の窓はよくできているのだなと思った。

 車だが、マンション内駐車場の抽選には外れてしまったので、すぐ近くの駐車場を借りた。地元の不動産屋さんに以前からお願いしておいたので、内覧会の日に駐車場契約も完了。私しごできすぎる。そして、駐車場の賃料が! 安い! 

 今の家を整理するモチベーションが爆上がりしたので、引っ越しがんばるぞ。

基本をしっかり

 病院からの帰りに警察署の前を通りがかったとき、ちょうど駐車場の前に普通の乗用車が停まった。

 助手席からポロシャツ姿の男性が降りてくると、誘導のためだろうか、駐車スペースに姿勢よく立って、大きく首を振り向けながら左右確認を始めた。

 なるほど、覆面パトカーと私服の刑事さんかな。

 左右確認の動作がとてもしっかりしていて、さすが警察官さん、と感心した。このくらいちゃんとやるの大事。私もそうしよう。

貧血治療その後

 朝イチで病院へ行ってきた。

 一ヶ月ほど前に鉄剤の点滴を打ってもらい、その一週間ほど後に採血した検査の結果、2しかなかったフェリチンが303に爆増、6だったヘモグロビンは8に。一気に増えた貯蔵鉄を使い、追ってヘモグロビンは増えるでしょう、とのことで、経口鉄剤はおしまい。

 ヘモグロビンが8でも、私自身の体感としては劇的に楽になっていたのだが、6のときはほんとにひどかったのだな……。自分で下まぶたをひっくり返してみても真っ白だったしな……(今はだいぶ健康な色になっている)。

 次の30日分のレルミナを処方していただいた。ときどき発汗があるのはしかたない副作用なので、なんとか逃げ切りましょうね、とのことで、今回の受診は終わり。

 作用機序から予想されるとおりにいろんな薬が効いていくの、気持ちよくておもしろい。

レルミナ服用後の体調・症状について(婦人科の話なので畳みます)

 ・前回の月経(服用を始めた周期)が2週間くらいに延びた。ネットで調べるとよくあることらしいが、念のため、先生に報告して質問してみたところ、量が少なければ心配ないとのこと。うん、心配なさそう。

 ・その後、たま~にごく少量の出血があったものの、一ヶ月ほど服用を続けた今はなくなっている。これも先生によれば心配ないとの話で、特にもう出血がなくなっているのであればまあ順調と考えられるということだった。

 ・副作用として、頭痛はわりと頻度が高いらしく、先生にも薬剤師さんにも聞かれたが、少なくとも私は頭痛をおぼえることはなかった。今のところだが。

 ・めまいがときどき起こる。ただ、メニエールのせいなのか、薬のせいなのか、まだ完全に治っていない貧血のせいなのか、これはちょっとよくわからない。無理しなければよさそう。

 ・胃腸症状もなく、お通じがよくなった気がする。筋腫が小さくなっているからか? 経口鉄剤がなくなったからか? なお、経口鉄剤で胃痛や悪心の副作用はよく聞くが、これも私にはまったく起こらなかった。もともと胃腸が丈夫だからかもしれない。

 ・総じて、めまいと発汗を除けば、特に重い副作用はない。それどころが、月経がなくなってとても快適。

銀行届出印を変更してきた

 メインバンクの届出印は、名字が変わったときにノリで作ったやっすい認印で、最近はかなり不鮮明になってきてしまった。

 これを機に印鑑レスにしよー、と思って調べたら、アプリでできるらしい。楽じゃん! と思ってよく読んだら、投資信託の口座がある場合はアプリでは手続できないから窓口へ、と書いてある。

 しかたないので昼休みに銀行へ行ったところ、投資信託を全部解約しないと印鑑レスにはできないとのこと。そこまでウェブサイトに書いておいてほしかった。

 しかし私はそこそこ有能なので、そんなこと(とまで具体的には思っていなかったが何かしらのこと)もあろうかと、チタン製の新しい印鑑を持参していたため、では届出印の変更をお願いしますと言って手続してきた。

 最近は窓口の手続でも、客が主に操作するタブレットでパパッとできるのすごい。

注文した!

 自分で車を買うのはこれで3台目になるが、ジェンダー的な意味でイヤな思いをしたことはこれまでに一度もない。いつも自分ひとりで買いに行っているからかもしれない。

 つくばで日産マーチ、ひばりヶ丘と北区で日産キューブ、そして今度の引っ越し先で、むかーし実家で乗ってた車(の最近のモデル)に戻った。

 ポスドクになりたてで金がなかったころに買った中古で激安の紺色マーチ君は、ほんとによく走ってくれた。これまた中古のキューブ君は、子供が小さかったころの移動をどれだけ助けてくれたかわからない。

 今度の車は横浜ナンバーになる。新しい相棒とどこへ行って何して遊ぶか、考えるだけで胸が躍る。楽しみ!

ホメオスタシスのありがたみ

 発汗の症状はほとんどなくなった。さすがホメオスタシス。

 薬で上流からカスケードごと生体情報伝達を強力に制御するというのも、あながち悪いことでもないのかな、などと考えている。(なんかいろんな変数を無視してよくなりそうで、話が大変シンプル)