• メディアをアップロードするだけで

    ActivityPub連携されてしまうの、ちょっと困るな

  • 女性向け二次元コンテンツでなんとなく気になる表現

     女性向けの小説や漫画には、お約束のような独特の表現がいくつかあって気になっていた、そのまとめ。用例は桃太郎の改変で。

    (1)「~すれば」
     できごとや動作のつながりを表現しようとする場合、「~すると」でつなげることが多いと思うが、それを避けるためなのか、「~すれば」が用いられることが多い。

    例:「おばあさんが川で洗濯をしていれば、川上から大きな桃が、どんぶらこ、どんぶらこ、と流れてきました。」
      「おじいさんが桃を切ろうとすれば、玉のような男の子が、おぎゃあ、おぎゃあと産声を上げて、元気に飛び出しました。」

     あまり多用されると、ある種のレシピを読んでいるような気分になる(「茹であがればザルに上げて……」)。

    (2)「強請る」
     「ねだる」を「強請る」と漢字で書く。「強請る」は「ゆする」とも読み、むしろその方が多いのでややこしい。

    例:「『鬼が島へ鬼征伐ですって? お一人で? お腰につけたきびだんごを下さればお供しますぜ』 犬は強請りました。」

    「ゆする」と読まれてもいいのかもしれない。

    (3)「触れる」
     なぜか「触る(さわる)」は忌避され、「触れる」が多く用いられる。会話文でも「……触れていいか?」「もっとあなたに触れたい」などと使われるが、リアルな口語ではあまり使われないと思うのでくすぐったくなる。触覚だけに。

    例:「『桃太郎、気をつけて行ってくるんだよ』 立派な支度をした桃太郎の頬に、おばあさんはそっと触れて言いました。」

    この例は違和感がないからあんまりうまくないな。

    (4)「激しい」
     リアルな口語では多分使われないシリーズ第2弾。主に色っぽいシーンにしばしば登場する。

    例:「『鬼め、どうだ、降参か』『も、桃太郎さん……っ! は、激し……っ!』

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  • 子供、高校卒業!

     今日は子供の高校卒業式だった。

     小学校の卒業式は、PTAの卒対で走り回りつつ、代表挨拶しながらうっかり泣いたりしていた。中学校の卒業式は、とりあえず義務教育が終わった、一区切り、という感じだった。
     高校の卒業式では泣いてしまうだろうかどうだろうか、と思っていたが、目頭が熱くなる瞬間はあったものの、涙がこぼれることはなく、静かで大きな喜びと感謝が満ちあふれるのみだった。

     ミッションスクールなので淡々と式が進行したこともあるだろう。だが、それ以上に、生徒たち、教職員の皆さま、来賓の先生の目と心が、揃って未来に向けられていたことが大きかったと思う。そして親としては、ついに子供を同じ大人と考えてよくなったことが嬉しかった。これからはもう、ただただ庇護するのではなく、大人どうしとして心にかけ、ときに悩み合い、喜び合う関係になれる。

     なんということだ。子供ひとりを成人まで育ててしまった。こんな私が。

     今日の卒業式は、「他者と向き合う」ということが一貫したテーマになっていた。そのように演出が意図されたものではなく、この学校が軸としているもののひとつに、皆の心が集中したからだったように思えた。ウクライナやガザ、そしてアメリカのトランプ大統領就任などがもたらした世界の現状の中に、また今日もあったのだろう。

     子供は4月には家を出て、新しい環境で学び、遊び、暮らしていくことになる。
     何かはよくわからないけれど、ここにほしいものがある、ここでなら何か自分にできることがある、と子供自身が思える環境であることが嬉しい。
     今日、子供と共に卒業した皆さんの未来が実り多いものでありますように。今日まで子供を導いてくださった方々に語り尽くせない感謝を。

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  • カッコウみたいに鳴くカラス

     うちの近くに、鳴き声が「カッコウ、カッコウ」と聞こえるカラスがいる。
     
     最初に鳴き声を聞いたのは今年の1月23日だった。[1]https://pollyanna.social/deck/@pollyanna/113875416746521352
     そして昨日、また同じカラスの声が聞こえた。[2]https://pollyanna.social/deck/@pollyanna/114028903457734219

     ちょっと検索したら、「カッコーと鳴くカラス」はときどき出現するらしい。

     2011年11月には横須賀に。
    鳴き声は「カッコー」でも、カラスなんです(2011年10月24日掲載)|日テレNEWS NNN

     そして2024年11月には仙台に。
    「カッコー」と鳴くカラスが出現 専門家『異変が起きた説』小学生『信号機のマネ説』など論争勃発 いったい真実は? 仙台【動画あり】 | TBS NEWS DIG

     カラスはねぐらを変えながらけっこう移動する鳥だが、さすがに去年の11月から今年の1月までの3ヶ月で、仙台から東京まで300 km以上を移動したとは思えない。確認されたカラスの最長移動距離は201 kmだ。[3]環境省 自然環境局 生物多様性センター 鳥類アトラスWEB版(鳥類標識調査 回収記録データ)
     仙台のカッコウもどきカラス(?)の声を動画で確認しても、うちの近所のカッコウもどきとは明らかに違う。

     カラスは比較的長生きとして知られるが、横須賀のカッコウもどきが、13年以上も経って、はたしてまだ東京で生きているだろうか。

     うちの近所のカッコウもどきは、これらとは別の個体と考えた方がよさそうだ。それにしても、どこで、何から、この鳴き声をおぼえたのだろう。今度はぜひ、鳴いているところをこの目で見てみたい。

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  • 6年間の早起き弁当作り生活が終わった

    まだ登校日は何日かあるものの、高3の子供がこれから自由登校期間に入るため、5時半起きの弁当作り生活は実質的に終了となる。
    仕事しながら、6年間よくがんばったぞ私。

    これからいろんなものが終わって、新しいものがいろいろ始まるのだろう。来年の4月に私は何を思っているだろうか。

  • 「月夜の夏目」と「星めぐりの歌」

     アニメ『夏目友人帳 漆』第8話は、「月夜の夏目」だった。主人公の夏目貴志と友人の西村悟の友情の機微を描く、原作でも大好きなエピソードだ。

     とあるきっかけから、夜ごと西村を訪れるようになる「夏目」が鼻唄を歌うシーンがある。原作では何の歌か明らかにされていないのだが、アニメでは、宮沢賢治の「星めぐりの歌」が当てられていた。BGMでも「星めぐりの歌」のバリエーションが終始優しく寄り添っていて、それがとても美しかった。

    あかいめだまのさそり
    ひろげた鷲のつばさ
    あをいめだまの小いぬ
    ひかりのへびのとぐろ
    オリオンは高くうたひ
    つゆとしもとをおとす

    アンドロメダのくもは
    さかなのくちのかたち
    大ぐまのあしをきたに
    五つのばしたところ
    小熊のひたひのうへは
    そらのめぐりのめあて

    「星めぐりの歌」(『宮沢賢治全集 3』 ちくま文庫)

     この歌は本来、「ひろげた (お)鷲のつばさ」「ひかりの (お)へびのとぐろ」「さかなの (お)くちのかたち」のように、はっきりと「お」を入れて賢治さんは歌っていたのだと、昔、長岡輝子さんの朗読会で教わったことがある。長岡輝子さんは、賢治と同時代に同じ盛岡に暮らしていたことがあり、賢治作品の朗読を続けていた俳優である。
     そして、今回のアニメエピソードでも、「夏目」役の神谷浩史さんは、しっかり「お」を入れて歌っていらしたのだ。

     さりげない演出だが、それだけでも、夏目の姿を借りて、かりそめ西村の前に現れた妖に、かつてこの歌を「よく唄ってくれてた」「頭をなでてくれた」その人の姿が生き生きと浮かび上がってくる。妖がその人と会えなくなってから過ぎた年月と共に。

     ところで、『夏目友人帳』の別のエピソードで、はっきり「星めぐりの歌」が出てくるものがあったと記憶しているのだが、すぐに思い出せない。読み返して思い出したら追記しようと思う。

  • 子供氏のコロナワクチン(6回目)完了

    これで、家族全員、今季のインフルエンザワクチンと新型コロナウイルスワクチンの接種が完了した。

    そろそろどちらも感染者数が増え始めているみたいだが、もはやテレビのニュースはマスクのマの字も言わなくなったね。

  • このブログで人気の記事

    そういえばと思ってGoogle Analyticsをちょっと確認してみた。過去12ヶ月間で人気の記事トップ10[1]ランディングページはこんなかんじ。

    1位:「芸能人」からの迷惑メールコレクション
    2位:トップページ
    3位:WordPressブログをActivityPubに対応させる
    4位:not set(なにこれ)
    5位:三途の川の渡り方問題
    6位:映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(ネタバレあり)
    7位:X(旧Twitter)アカウント削除したので、過去のツイートログをWordPressに移した話
    8位:読み返し『斜陽日記』(太田静子)
    9位:SNSログサイト(WordPress)にMastodonの過去投稿をインポートしました
    10位:『失楽園』とか『愛の流刑地』とか

    1位の迷惑メールは、とにかくもう毎日かなりのアクセスがある。まとめ記事って需要あるんだー、と思った。
    3位のActivityPub対応も安定して人気。
    5位の人気が謎なのだけど、誰と一緒に三途の川を渡るか興味がある人は、常にいるらしい。
    6位の鬼太郎、8位の斜陽日記、10位の失楽園、そしてここには挙げていない11位の関心領域など、感想系の記事にも需要があるようだ。
    斜陽日記は個人的に気に入っている記事なので、読んでいただけてとてもうれしい。

    検索からいらしたついでに、その他マイナーな記事もいろいろ見てくださる方も多く、書いててよかったなあと思う。開設から、なんだかんだ4年近く経つ。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

    References
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  • 久しぶりに手帳を買った

    日常の記録やスケジュール管理は、公開・非公開共にwebでやってしまうし、手で書きたいものはノートにしてしまうので、ここ数年手帳を買っていなかった。
    のだが、コロナ禍シフトが終わってあちこち出歩くようになり、そうそういつもPCを持ち歩いていたり、スマホを出せる状況でなかったりもするので、久しぶりに手帳を買ってみた。

    1日1ページというほどでもないけど、毎日ちょこちょこいろいろ書きたいので、週間ブロックで。
    表紙デザインもページデザインも気に入ったので、マトカさんのにした。レインボー箔カメレオンかわいい。
    https://item.rakuten.co.jp/elcommun/wk-52-/

    海外4カ国の祝祭日表記(UK, US, FR, CN)が地味に嬉しいかもしれない。

  • WordPressのActivityPub連携でちょっと困ったこと

    ブログ記事執筆中に、メディアをアップロード・挿入すると、「(この投稿は修正中です)」というキャプション付きで、そのメディアだけがActivityPubタイムラインに投稿されてしまう。

    どう修正したらいいのかな、これ。

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