この春、子供が大学生になって家を出て、夫も教授職を得て単身赴任し、子供を二人育て上げたような気持ちになった。
子供はともかく夫は大人だろうと言われそうだし、私もそう思うのだが、夫は50代半ばの典型的な昭和男で、まあそういうことである。
しかも2月には、うちのリビングのベランダに面した隣のアパートが火事になり、朝から避難するという騒動があった。その後、現場側の窓ガラスの大部分にヒビが入って、網戸の網は焼けて溶け落ち、エアコンの配管・配線がカバーも含めて焼け焦げるなどの類焼被害があった。その修理がすべて終わったのが6月半ば。
ようやく諸々(ほんとうに諸々)落ち着いたので、6月後半から、これまで後回しにしてきた自分の体のメンテナンスをぼちぼち始めた。詳しくはそのうち書くかもしれないし、書かないかもしれない。
とりあえずいくつかの病院にお世話になりはじめて、改めて医療と医療従事者の皆さんのありがたみが身に沁みる。これらの厄介ごとを、もう自分だけで抱えておかなくていい、というだけで、心の方も驚くほど軽くなってきた。
自分のケアにも他人様の手をお借りすることは大事。とても大事。