ちょっと一息

 でかい案件が3つほど、わたしの手をいったん離れたので、ちょっとホッとした。
 立て込んでるときは在宅で仕事できると助かる。集中できるし、通勤時間に縛られなくて済むので。

 結局、夏休みをとらないまま9月が終わりそうで、どこかで有休をと目論んでいた10月も忙しそう。
 10月は舞台のチケットを2つ取ってあるので、そこでうまくエネルギーをチャージして乗り切りたい。

 気がつけば、このweb日記を作ってから半年以上が過ぎていた。
 気楽に書こうと決めて始めただけに、今のところ1週間に10記事くらいのペースで書いている。
 このweb日記を作る前は、即時フィードバックが返ってくるSNSやブログサービスに慣れすぎて、自意識過剰になって書けなくなっていたところがあった。いいリハビリになっていると思う。

 まとまったものをいつか書こう書こうと思っていて書けることはめったにないし、いざ書いてみても、気負いすぎてそれほどいいものにならないことも多い。
 普段からちょこちょこ書いていると、ここはちょっとしっかり書きたいなと思ったときにパッと手が動く瞬発力と、とにもかくにもひとつの記事を完成させる持久力が身についてくる。ような気がする。
 普段の仕事も書く仕事ではあるものの、技術/法律文書を書くときに使う筋肉と、それ以外の、あるていど自分自身を耕さないと書けないものを書くための筋肉は違う。後者の筋肉を鍛えるのに、このweb日記がとても役に立っている。
 それがわたし以外の誰の役に立つのかと言われれば、ごめんなさいするしかないのだが、いずれ回り回って何かの形でわたしが提供するものに反映できれば嬉しい。
 
 気楽にいろいろ書く習慣をつけたい、みたいなことは、実は10年以上前からぐるぐる考え続けていたのだった。
WordPress for iPhone 導入してみた – 科学と生活のイーハトーヴ
 でもなかなか手が動かなかった。
 その後、この本に出会ってから、ちょっと書けるようにはなってきたけど、まだまだ物足りない。
 『書けるひとになる! 魂の文章術』(ナタリー・ゴールドバーグ=著 小谷啓子=訳) – 科学と生活のイーハトーヴ

 他人の目がないところでは書き続けられない。だが、他人の目を意識しすぎると書けなくなる。
 このバランスを模索してたどりついたのがこのweb日記だったというわけだけど、われながらいいものを作った。シンプルに記録にもなるし。
 
 ここでは、わたしの中から生まれてくる「今、これを書き留めておきたい」という気持ちだけを大事にして続けていこうと思っている。
 お金をいただいて書くものであれば別だが、頼まれもしないで書くものについてひとさまの意向をうかがうのは、それこそ自意識過剰だろうし、サボりすぎだろう。

 今日の昼は、鶏肉のオイスターソース焼き、にんじんとツナの塩きんぴら。
 今日の夜は、Kit Oisixで豚肉と野菜のトマト煮込み、グリーンサラダ。