蝶々夫人(新国立劇場)

昨日、千秋楽を見に行った。

満を持してのロールデビュー中村恵理さんが美しくて、力強くて繊細で、これぞプリマドンナの存在感。
ピンカートン村上公太さんの明るく豊かな声もとてもよかった。

テラスでドリンクと軽食提供の試行も始まり、観客たちがドレスアップして、開幕前や幕間に談笑する空間が戻ってきて感無量。
気がつけば、この空間で隣に立っている子供が匂い立つように成長していて、ちょっと泣きそうにも。

この苦しい2年間を乗り越えて、よくぞ音楽と演劇の火を絶やさずに来てくださったものだと感謝してもしきれない思い。