特に問題なさそう
つぶやき
引っ越しあれこれ
新居マンションがついに完成。引き渡し前内覧会に行ってきた。
知った土地だから立地の良さは理解していたし、モデルルームで見ていたから内装も予想はついていたけれども、「実地で」「自分ちになった」部屋と建物を見て、ベランダから景色を見渡すと、気分がめちゃくちゃアガる。
家を買うのも新築内覧会も初めてなので、こんなに華やかで丁寧なものだとは思っていなかった(エントランスにずらっとスタンド花が並んでてびっくりした)。採寸などの都合を考えてデニムだけど、念のためそこそこきれいめなブラウスを合わせておいてよかった。
今住んでいる築35年の賃貸から、いきなり令和の新築を見たので、「なんかすごい」「あれもこれもすごい」「未来」みたいな原始的な感想ばかり出る。
担当の方たちと一緒に建具の開閉などを確認。家具家電を入れるところの採寸は、担当の方たちが全部手伝ってくださった。かゆいところに手が届く収納が充実しているし、本棚やキッチンの吊り戸棚などは引き渡し後にオーダーで作りつけてもらうから、今ある収納家具はほぼ処分できそう。
実際に行かないとわからないこととしては、風とおしや周囲の音の聞こえ方がある。高気密で換気システムがしっかりしている割に、窓を開けたときの風とおしはとてもよくて嬉しかった。音はとても静か。最近の窓はよくできているのだなと思った。
車だが、マンション内駐車場の抽選には外れてしまったので、すぐ近くの駐車場を借りた。地元の不動産屋さんに以前からお願いしておいたので、内覧会の日に駐車場契約も完了。私しごできすぎる。そして、駐車場の賃料が! 安い!
今の家を整理するモチベーションが爆上がりしたので、引っ越しがんばるぞ。
基本をしっかり
病院からの帰りに警察署の前を通りがかったとき、ちょうど駐車場の前に普通の乗用車が停まった。
助手席からポロシャツ姿の男性が降りてくると、誘導のためだろうか、駐車スペースに姿勢よく立って、大きく首を振り向けながら左右確認を始めた。
なるほど、覆面パトカーと私服の刑事さんかな。
左右確認の動作がとてもしっかりしていて、さすが警察官さん、と感心した。このくらいちゃんとやるの大事。私もそうしよう。
銀行届出印を変更してきた
メインバンクの届出印は、名字が変わったときにノリで作ったやっすい認印で、最近はかなり不鮮明になってきてしまった。
これを機に印鑑レスにしよー、と思って調べたら、アプリでできるらしい。楽じゃん! と思ってよく読んだら、投資信託の口座がある場合はアプリでは手続できないから窓口へ、と書いてある。
しかたないので昼休みに銀行へ行ったところ、投資信託を全部解約しないと印鑑レスにはできないとのこと。そこまでウェブサイトに書いておいてほしかった。
しかし私はそこそこ有能なので、そんなこと(とまで具体的には思っていなかったが何かしらのこと)もあろうかと、チタン製の新しい印鑑を持参していたため、では届出印の変更をお願いしますと言って手続してきた。
最近は窓口の手続でも、客が主に操作するタブレットでパパッとできるのすごい。
注文した!
自分で車を買うのはこれで3台目になるが、ジェンダー的な意味でイヤな思いをしたことはこれまでに一度もない。いつも自分ひとりで買いに行っているからかもしれない。
つくばで日産マーチ、ひばりヶ丘と北区で日産キューブ、そして今度の引っ越し先で、むかーし実家で乗ってた車(の最近のモデル)に戻った。
ポスドクになりたてで金がなかったころに買った中古で激安の紺色マーチ君は、ほんとによく走ってくれた。これまた中古のキューブ君は、子供が小さかったころの移動をどれだけ助けてくれたかわからない。
今度の車は横浜ナンバーになる。新しい相棒とどこへ行って何して遊ぶか、考えるだけで胸が躍る。楽しみ!
Mastodonメンテ中に考えたこと
Mastodonサーバを運営してくださっているHostdonさんがメンテ中。このメンテ後にMastodon v4.4.0へアップデートしていただけるとのことなので、のんびり楽しく待っている。いつもありがとうございます。
ここのサイトについては、FediverseやFediverseを介したBlueskyへの配信システムを整え、ついでにサイトデザインも変えて、短いつぶやきも長めの記事も、特に気にせず投稿できるようにした。
その結果、自分専用のSNSのようなブログのような感じのものがほしい! というかねてからの望みが叶って嬉しい。それを自分で作れたのも嬉しい。どんなにささやかなものでも、何かを自分で作るのは楽しい。
などと思っていたらキタニタツヤさんのX投稿が物議を醸していた(らしい)。
私はキタニタツヤさんに心から同意する。
たとえば私がインターネットに何かを書いたり、自分のサイトを作ったりするのは、「自分の頭の中にある、まだ形になっていない何か」を自分なりに形にしたいからだ。どれほどショボくとも、少しでも、自分が作ったものを形にして、世の中に投げ込みたいからだ。
もちろんたくさんの人たちの知恵や力を借りなければそれは不可能だ。だから、先人たちや、同時代の人たちが生み出してきた知には最大限の敬意を払いたい。
以前、SUUMOタウンさんに寄稿した記事で、博士課程にいたころの思い出として、こんなことを書いていた。
しかし、研究室とは全く違う時間が流れる館内を歩いていると、次第に憑き物が落ちたかのように気持ちが楽になり、ふと「巨人の肩の上に乗る」という言葉を思い出していた。無数の先人たちが築き上げた知の蓄積の上に立ち、初めて見ることができる景色があるという意味の言葉だ。
それまでの私は、なんだか一人で全ての研究をやってのけないといけないような気持ちになっていたが、そんなことはない。いつか誰かが見るかもしれない新しい景色を思い描きながら、巨人の肩の上にひとつ、自分が見つけた知識を積むことができたなら、それはそれで、私が足掻いてきた甲斐があったといえるかもしれない。
当時の気持ちは今も変わっていないということなのだと思う。
なんというタイミング
7月13日に、小金井良精に関する記事
星新一『祖父・小金井良精の記』を読んだ – Going Pollyanna
を公開したのだが、その翌日に、東大がアイヌ遺骨持ち去りについて初めて謝罪したというニュースがあった。「尊厳傷つけた」東大が初めて持ち去りを謝罪 小樽・アイヌ遺骨返還
良精の後継者たちによって、かつての人倫にもとる行為の反省が進み、民族の尊厳が回復されていくことを引き続き望む。
「すー」
ですます調で説明したり発表したりするとき、最後の「す」を「すー」と上がり気味に強調する言い方を、一年ほど前からよく聞くようになった。あれはどんな界隈で流行り出して、どういうルートで広まったんだろうか。特に関西ことばの文脈でもない。
営業の場面でも、会議や研修でも、ときどきラジオでも聞く。使ってる人に聞くのが早いのだろうが、あなたその言い方どこでおぼえたんですかとはなかなか聞きづらい。
でも聞きたい。あなたの「すー」はどこから?