pollyanna

  • 2021/09/20

     子供は文化祭2日目へ。
     すっかりいい天気になってよかった。
     平時であれば学校をぐるりと取り囲む(そして校庭にぎっちり並ぶ)入場待機列ができるくらいの混雑だけど、今年は一般公開なし。残念だったところもあるかもしれないが、生徒たちはゆっくりお互いの発表を見たり訪れたりすることができたようで、わりと満足度が高かった様子。これはこれでいい体験だったかもしれない。

     わたしは主にピアノさらって過ごした。

     昼はKit Oisixの肉つけうどん。
     夜はキャベツとベーコンのスープ(電鍋)。

     ベランダから見える月がとても綺麗。明日は中秋の名月。

  • 秋晴れ

    台風一過

     やっと晴れた!
     
     掛け布団とベッドパッドを干してお散歩へ。

    着実に秋めいてきてる。

     

    元気なすすき。

    味が塩辛いわけではないらしい。
    毎年どんどん増える彼岸花。あちこちの草むらが燃えているよう。
    洋酒でも山葡萄でもないよ。洋種山牛蒡だよ。
    「このなかで、いちばんえらくなくて、ばかで、めちゃくちゃで、てんでなっていなくて、あたまのつぶれたようなやつが、いちばんえらいのだ。」
  • 2021/09/18

     午前中は大雨。地域の防災メールが矢継ぎ早に着信し、一時は洪水警報も出た。
     昼過ぎには雨は上がり、近所の川の水位も、朝3メートルを超えていたのが1.5メートル程度にまで下がった。
     夕方にはまたぽつぽつと降り始めた。

     午後は子供の学校の文化祭へ。今年も残念ながら一般公開は見合わせで、生徒の家族のみ入場できる。
     子供が入っている演劇部の公演を見た。去年と同じく役者全員マスク着用、客席の前方数列はすべて空席、さらに一席ずつ間隔を空けて着席というしっかりした感染対策がとられている。マスクをしていても、BGMがあるシーンでも、しっかり客席に届く声が出ていてえらい。
     お芝居はとてもいい話で目頭が熱くなった。周囲でも泣いている人がちらほら。
     記憶喪失の帰還兵を演じた主役の子、めちゃくちゃ下級生にモテそう(*女子校です)。
     衣装係のうちの子が作ったという衣装もしっかりチェックした。比翼仕立てのシャツとはまた高度なものを。
     
     帰りに某駅ナカスーパーに寄ったところ、目当ての紅茶が棚の一番上にあって、ぎりぎり手が届くか届かないかくらい。店員さんもいないので、指先でじりじりと押し上げてずらし、なんとか手元に落とそうとがんばっていたら、親切な男性が「お取りしましょうか」と取ってくれた。助かりました。ありがとうございます。

     数ヶ月前に回転式のティーストレーナーを導入して以来、家の喫茶環境が著しく向上した。
     子供もお茶が好きで、ルピシアをよくチェックしている。気になるリーフティーを気軽に淹れて飲めるのはよい。

     おなかをすかせて帰ってくるに違いない子供のために、電鍋でさつまいもをふかしている。

  • 風が強くなってきた

     どうにか今できる最大限のことはやって、三連休突入。
     明日から子供の学校は文化祭(一般公開はなし)。台風が来そうだが、なんとか最後まで実施できますように。

     今日の昼は、Kit Oisixで牛すね肉と豆のカレー、かぼちゃサラダ(レシピはコロッケだったけど面倒になったのでアレンジ)。
     今日の夜は、サンマの塩焼きたっぷり大根おろしとスダチ添え、さつまあげとこんにゃくの煮物、あさりの味噌汁。

  • ひさびさ

    しばらく見かけなかったヤモちゃんがいる。もういなくなっちゃったかと思ってたので嬉しい。

  • 噂の

    思ったより重くなかった。 中3いわく、「牧場で食べるアイスみたい」。 まさしく。
  • いそがしやま

    来週に祝日が2日もあるものだから、たいへんたいへん。

    昨日の夜はピザ。
    今日の昼はKit Oisixのビビンバと豆腐スープ。
    今日の夜はキャベツと鶏だんごとしめじの出汁蒸し(電鍋。ポン酢かなにかかけて食べる)、と、にんじんと油揚げの炊き込みごはん。

  • Logicool Options

     さーてMX ERGOカスタマイズするぞー、と張り切ってLogicool Optionsアプリをインストールしたものの、真っ黒な画面のまま起動しない。
     なにごと? と思ってググったら、使用状況共有する設定にしたり、設定をクラウドにバックアップするためにログインしたりするといけないらしい。なにそれ。
     インストールし直して、言われたとおり諸々の設定をスキップしたらぶじ起動した。びっくりした。

  • 『智恵子飛ぶ』を読んだ

     台風14号が本州にも来るらしい。東京に来るのは(そのときには温帯低気圧に変わるらしいが)週末になりそう。
     今日は涼しいが、どんよりした曇り空だった。ここのところだいたいどんよりしているので、そろそろ青空が恋しい。
     
     ここ数日読んでいた『智恵子飛ぶ』(津村節子)を、今朝読み終わった。
     高村智恵子のことが気になっていたのは高校生の頃だったから、大学生になった後に出たこの本は読んでいなかった。

     わたしが結婚したとき、わたしも夫も研究を仕事にしていた。苦しくても手を携えて乗り切っていけるだろうと能天気に思い描いていたほど、その結婚生活は簡単ではなくて、それ以来、研究者どうし、芸術家どうしが共棲みするという生活のあり方はずっと関心の対象であり続けている。

     もっとも、若かったころは、見聞きするエピソードがどれも、女性であることによって妻に突きつけられる理不尽さをあからさまにし、直接的にわたしの感情を揺さぶってくるようで、なかなか冷静には向き合えなかった。
     米沢富美子さんの『二人で紡いだ物語』など、もちろん感動し、勇気づけられはしたものの、それにも増して、どうして妻ばかりがここまで家庭のすべての労苦を背負わなければならないのか、そのことが当たり前のように語られなければならないのか、という反発をより強くおぼえた記憶がある。

     高村光太郎・智恵子夫妻について、高校卒業以来、あまり深入りしなかったのも、冷静さを失うのが怖かったからかもしれない。

     最近は、(家事育児以外に)仕事を持っている者どうしが一緒に暮らすことで生じる相克と懊悩について、自分の個人的な感情をいったん脇に置いて考えられるようになってきた。研究者を辞めて、別の職業人として歩んできた自分のキャリアがそれなりに長くなったからでもあるだろうし、つい先日、萩尾望都さんの『一度だけの大泉の話』を読んだことも大きい。[1]同志がひとつの家に住むということ – Going … Continue reading

     そして今、出会った『智恵子飛ぶ』である。

     智恵子の人生についてのもっとも簡潔で明晰な要約としては、光太郎の『智恵子の半生』がある。また、高村光太郎・智恵子夫妻の伝記的小説の筆頭には、佐藤春夫の『小説 智恵子抄』が挙げられるだろう。しかし、いずれも夫側(光太郎側)の視点から書かれたものだ。[2] … Continue reading

     翻って『智恵子飛ぶ』は、智恵子の目と心に寄り添って書かれている。
     作者の津村節子さんはあとがきの中で、「同じ屋根の下に棲む芸術家夫婦の中に深く立ち入るようになったのは、物を書く男と共に暮すようになってからである」という問題意識を述べている。作家の吉村昭さんを配偶者として長年生活を共にしてきた津村さんならではの視点だ。

     光太郎が
    「彼女の一生は実に単純であり、純粋に一私人的生活に終始し、いささかも社会的意義を有(も)つ生活に触れなかった」
    と削ぎ落とし、
     佐藤春夫が
    「自分の拙劣な絵はいっそあきらめてしまって、家事に尽くし、光太郎の努力に協力してその彫刻を完成させるのこそ美術に尽くすことだと智恵子は考えたらしい」
    と朗らかに決めつけた智恵子の人生と心の動きを、津村さんはていねいに掬い取る。

     親からも弟妹たちからも一目置かれ、何かと頼りにされて、家族のために運動し、こころを砕く智恵子。
     文展落選に傷つき、ふたたび意欲を奮い立たせて太平洋画会へ勉強に行こうとするも、深い心の傷と病と貧困に蝕まれ、意欲を失っていく智恵子。
     病に苦しみながら、『女性』誌に強い意志のこもった投稿を寄せる智恵子。

     いささかの社会的意義をもつ生活にも触れなかった?
     自分の拙劣な絵はいっそあきらめた?
     そのような智恵子像は、この『智恵子飛ぶ』からは全く読み取れない。
     極めて強い意志とヒリヒリするほどの才能をもった女性が、現実生活の中で、しかも目も眩むような才能とチャンスに恵まれた愛する人との生活の中で、ひたすら努力し、あがき、疲労し、摩耗していくのである。
     その過程はすさまじく残酷だが、津村さんの筆致は決して同情的でウェットなものではない。津村さんご自身が、才能に努力を積み重ね、たくさんの仕事を残してきたひとりの女性として、そのようにあり得たかもしれない智恵子を見いだそうとし、結果としてそうはなり得なかった智恵子を、あくまで対等な視点から見いだしたからこそ描き出された姿なのだと思う。

     この智恵子の後ろに、何万人、何百万人の智恵子たちの姿を、わたしたちは容易に想像することができるはずだ。

     そして今日もわたしはごはんを作り、仕事をする。
     昼は、アジの竜田揚げ、卵焼き。子供の弁当にはプラス、冷食の切り干し大根の煮もの。
     夜は、Kit Oisixで、カレイのごま衣焼き、たまご入りポテサラ。

    References
    1同志がひとつの家に住むということ – Going Pollyanna
    いわずもがなではあるが、才気溢れた女性クリエイターたちがひとつ屋根の下で生活する話と、その後の話である。
    2佐藤春夫は「また或る時は光太郎となり、或る時は智恵子となり一人二役の演技で俳優兼舞台監督のような仕事をしているのである」と無邪気に述べているが、徹頭徹尾光太郎の視点からしか書かれていない。
  • MX ERGO買った

     6年くらい使ってたマウスの調子が悪くなったので、適当に安いのをポチったよ~、と某所で報告したら、識者の皆様方からおすすめトラックボール語りの集中射撃を受けた。
     そりゃもう今試さずしていつやるの、という機運が高まってしまったので、たまっていたヨドバシポイントで買った。

    MX Ergoアドバンス ワイヤレス トラックボール – Logitech

     M575と迷ったのだけど、拡張ボタンがいっぱいあって楽しそうなのと、充電式という点でMX ERGOに。

     今日一日使ってみて、基本的な動作にはすっかり慣れた。ポインタを移動するのに、いちいちマウスをたしたししなくていいのはとても楽。
     手が小さいので、あまり大きなギアは扱えるかどうか不安だったけど、もてあます感じは全然しない。手をどんと預けられる安定感があって、思ったよりだいぶ快適だった。
     拡張ボタンをどうカスタマイズするか考えているところ。

     今日の昼ごはんは、チキンとキャベツのトマト煮、じゃがいもとベーコンのカレー粉炒め。

このサイトは最高な プラグインを使っています。