2021年10月7日

  • 鉄鍋キャセロール

     家のオーブン(オーブンレンジ)をあまり活用できていなかった、という反省事項がある。
     めっちゃ多機能なのに。
     いちばん使いこなしてるのは、お菓子をよく作るうちの中3で、わたしは正直言ってほとんどレンジ機能しか使ってない。

     せっかく使うならキャセロール料理などができるようになると、毎日のごはんがラクにバラエティ豊かになるのでは、と奮い立ち、鋳物、ホーロー、セラミック、あれこれキャセロールを物色していたのだけど、これがまあ悩む悩む。
     大きさは? 深さは? 重さ含めた取り回しは? といった基本的なところから、どうせなら汎用性の高いものはどれ? という欲張りな望みまで。

     ホーロー鍋は、既に10年以上使ってるル・クルーゼのでっかいココット・ロンドがあって、カレーやポトフやおでんや鍋などの煮込み系はこれで全部いけてる。補強したいのは主に「(ほったらかし)焼き」機能。
     メンテナンスを考えると、食材のくっつきにくさ面からいって物理的な表面加工がしてあるものがよさそう[1]毎日愛用しているのが、「マグマプレート」という細かい凹凸が施してある鉄フライパン(炒め鍋)。匠JAPAN鉄鍋シリーズ
     となると、ストウブのブレイザーソテーパンがわりとニーズを満たすのでは、というところまでは絞り込めたものの、実物を触ってみないことには、重さと容量の感覚がよくわからない。

     うだうだ悩んでいたけど、そういえば、そう! うちにはオール鋳鉄製のすき焼き鍋[2]及源さんのすき焼き餃子兼用鍋。26cm。があったじゃん。すき焼きしたときにものすごく油が跳ねて往生したり、餃子を焼こうとしたら焦げついちゃったりして、扱いかねていたのを忘れていた。
     申し訳なかった。不遇なこの子をオーブン料理に使って、だいたいの感覚をつかんでみようと、雑にキャセロール料理っぽいものを作ってみたらけっこういけた。
     鉄鍋を熱して油を引き、塩胡椒した鳥手羽元と半分に切ったブラウンマッシュルームを軽く炒めて焼き色をつけ、ざく切りにした白菜とハインツの缶詰グラタンソースと牛乳少々を入れてざっと混ぜて、200℃のオーブンに入れて20分。白菜から出た水分も合わせてちょうどいい感じのキャセロール料理ができた。
     バゲットをつけて大満足の夕食に。あまりに好評だったので、もの足りないかな? と早茹でペンネを〆のラーメン的に追加したのもおいしかった。

     オーブン対応の蓋がないのが難点といえば難点だけど、アルミホイルでどうにかなりそう。
     天板(角皿)を使わずに焼き網の上に鍋を乗せれば、出し入れもラクにできる。

     あれ。新しい鍋の購入を急ぐ必要はないのでは。
     うう。でも新しいキッチングッズは心躍るよなあ。
     
     緊急事態宣言も明けたことだし、近々いろんな鍋の実機を触りにお出かけしてみようかと思います。話はそれからだ。

    References
    1毎日愛用しているのが、「マグマプレート」という細かい凹凸が施してある鉄フライパン(炒め鍋)。匠JAPAN鉄鍋シリーズ
    2及源さんのすき焼き餃子兼用鍋。26cm。
  • キジバト

     なんかオリジナルのアレンジで鳴いてるキジバトがいる。
     後半の「ポッポ-」、ふつうは同じ音だと思うんだけど、この子は最後の「ポー」を思いっきり下げてくる。

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