• 近況あれこれ

     最近、海外からのお客様(職場)が増えて、お話ししたりお食事したりする機会も多くなった。
     皆さん、きちんとマスクを着けていて、日本に合わせてくれてるのかと思いきや、自国でも自分はマスクを着けているとおっしゃる。たまたまそういう地域(赤か青かでいうと青)の方が多いのだとは思うが、ここ最近のTwitterのゴタゴタに関してもイーロンに批判的だったりも。
     女性のファッションでいいなと思ったのが、シンプルなブラウスやセーターとパンツに、華やかだったり鮮やかな色合いのジャケット、個性的なアクセサリー、というスタイル。着回しが楽で合理的だし、着るのも楽しそう。わたしもこういう感じでいこうかな、とワードローブを整理中。

     自分の試験やら子供の教育費やらで、今年はあまり自分のために物を買わなかったのだが(書籍以外は)、もうすぐ冬のボーナスが入るはずだから、久しぶりにちょっと大きなお買い物をしたい。
     一番ほしいのは新しいiPadで、AirとProのどちらにするか悩んでいる。実はKindle Scribeを注文中なので、それで漫画が読めそうならAirでもいいかな。
     あとは全身脱毛にとても興味がある。やった人に聞くと大変快適らしい。

     ここのところ体重を落とすための生活に慣れて、体力を考慮するとちょっと減らしすぎた気もするので、昨日の休日は久しぶりにがっつり食べたら、おなかがびっくりしていた。
     

  • Fediverse

     Tumblrが分散型SNS標準プロトコルのActivityPubの採用を発表して、おおっとなっている。

    Tumblr、マストドンと接続へ。分散型SNS標準プロトコルを採用し、Twitterからの脱出受け入れ強化(CloseBox) | テクノエッジ TechnoEdge

     ついこないだこんなことを書いたばかりだけど

    理想を言えば、ネットで何かを発信しつつ誰かとつながっていたい人が、プラットフォームの盛衰に左右されずに、そのアイデンティティに紐付いた発言ログとつながりの蓄積を保てるとよい。ひとりひとりが個別のインスタンスを維持管理しつつ、他人のインスタンスをフォローし、フォローされ続けることができる感じで。
     マストドンは自鯖管理の手間がかかりすぎるので、もう少し、たとえばせめてWordPressと同じくらいの気軽さでおひとりさまインスタンスを持てるといい。

    もう二度と友達を見失いたくないわたしたちのためのfediverse

     意外とその未来も遠くはないんじゃないか。

     Twitterのような中央集権型SNSのいいところ(のひとつ)は、自分は黙って口を開けて待っていれば、情報も怒りも喜びも小ネタもすべて流れ込んできて、何か言いたければ流れ込んできたものをそのまま複製するか、ちょっとそれをいじれば済むことだ。それを好む人が多いだろうとは想像できる。
     自分の中にあるまだ形になっていない思いを、程度はどうあれ、何かしら他人に伝わるような形にするにはちょっとしたハードルがある。そのハードルを最初に越えて発信した人のところに、特にハードルは越えたくなかった/越える力がなかったけど、乗っかるものさえあれば何か言いたかった人たちが集まるのは当然で、その結果、物言う力のなかった人たちの思いが可視化されて大きな社会的ムーブメントすら巻き起こる。
     その意味で、Twitterはこれまですさまじく大きな社会的な役割を果たしてきた。これからも、一定の役割は果たすだろう。

     ただ、いつも乗っかられる側になる人たちはどうだろうか。

     「そうそう、それが言いたかった。よく言ってくれた、ありがとう」と言ってくれる人がいるのは嬉しいが、そういう人たちは、もてはやした相手が少しでも自分の理想と外れたことを言い出すと見放すし、なんなら憎み始めたりする。
     嫉妬している相手の発信をちらちらウォッチして、それを自分が考えたことみたいに披露したりする人や、その相手を否定することを自分の行動の原動力にしたりする人もいる。
     相手が何か言ってくれて初めて自分が言いたかったことを思い出して、それを相手に対して切々とリプライで送りつけてくる人もいる。
    乗っかる人は、相手のモチベーションや努力を盗んで心地よさを得られる反面、乗っかられ続ける側は、わりと精神を削られる。
     それに耐えられるキャパシティ(モチベーションや体力や承認欲求)を持っている人たちだけが、インフルエンサーとして残り得るのだろう。
     よかれあしかれ、超弩級の(尖った/自信満々の/自信がなさすぎる/馬耳東風を貫ける)インフルエンサーはこれからもTwitterに残ると思うが、そこまではいかないけどそれなりの影響力を持っていた多くの発信者は、もうわりといいかげん疲れてきている頃合いではないか。

     そういった発信者にとって、少しつながりや注目の密度を下げつつ、言いたいことを言える場所はとても安心できるんじゃないかと思うし、そういう場所が分散型SNSになっていくとしたら、これからのTwitterのプレゼンスも変わっていくかもしれない。

  • Like! ボタン設置してみました

    Like Button Rating ♥ LikeBtn
    GDPR compliantなので、押してくださった方のIPアドレス等の個人情報をわたしが見ることはできません。
    よかったら(そして気が向いたら)押してください。あまりにも押されないようだったらこっそり外します……いつか……。

  • #TwitterExodus #RIPTwitter

    いよいよ20日にはFIFAワールドカップカタール大会が始まり(日本時間だと今日の夜11時かな)、投稿数の増加が予想される。正社員が激減したと伝えられるTwitterが、あとどの程度もちこたえられるか不安視される中、相変わらずイーロン旋風が吹き荒れている。

    トランプ元大統領のアカウントを復活させたいかどうかについて、マスク氏がアンケートをとり、「Yes」が過半数を占めたことを受けて、アカウント復活の方針を発表した。あれだけ差別とヘイトと暴力を煽った元大統領のアカウントの復活だ。
    どんな企業がどれくらい広告停止の判断をすることになるか気になる。

    会社の運営もサイト運用の技術的な問題もすべてどうにかクリアされるとして、生き延びたTwittersphereにそれでもいたいかという問題がある。
    海外のニュースや議論の動向を知るには、今でもTwitterに頼らざるを得ない。Twitterだけでしかつながりのない友人も多い。まいったね。BlueSky早く来ないかな。

  • もう二度と友達を見失いたくないわたしたちのためのfediverse

     がほしいなあ。

     イーロン・マスク体制のTwitterでいろんなことが起きていて、今日は「Twitterサ終」がトレンドに上がる始末。
    「Twitter終了」日米で突如トレンド入り、なぜ?

     さすがにいきなりサービス終了になるとは思えないが、クルーグマンもマストドンにアカウント作ったとか言い出したりして、全世界的にてんやわんや。

     マストドンだって、自分でインスタンス建てない限りは、誰かが運営しているインスタンスにアカウント作るしかないし、その運営者がイーロンより信頼に足るかどうかは(思想面はともかく経営的に)まったくの未知数なのだが。

     理想を言えば、ネットで何かを発信しつつ誰かとつながっていたい人が、プラットフォームの盛衰に左右されずに、そのアイデンティティに紐付いた発言ログとつながりの蓄積を保てるとよい。ひとりひとりが個別のインスタンスを維持管理しつつ、他人のインスタンスをフォローし、フォローされ続けることができる感じで。
     マストドンは自鯖管理の手間がかかりすぎるので、もう少し、たとえばせめてWordPressと同じくらいの気軽さでおひとりさまインスタンスを持てるといい。

     ……みたいに考えていくと、昔々のブログ/トラックバック文化って、わりと理想的なfediverseだったんじゃないかとすら思えてくる。

     みんな、自分のホームになるブログを作ってくれたらいいのに。

  • 2022/11/08

    11月から12月(とちょっとそれ以降)の仕事量がハンパなくなってきた。予想はしていたのでなんとかするけど、これは、これは。

    アニメゴールデンカムイ、42話ももうだいぶギリギリだったのかなと胸が痛む。わたしが一番大好きな白石のシーンを最高の白石にしてくれた伊藤健太郎さんはじめ皆さんの祈りの片隅に。

  • 音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』

    明治座初日見てきた(昨日)。

    昭和歌謡版リチャード三世って何?? と思っていたけど、そうとしか言いようのない、でもそう聞いただけでは到底予想できなかった超重量級悲劇だった。

    中川大志さんと対峙して殺されていく俳優さんたちの力がすべてとてつもなく強くて大きいのに(特に父親の池田成志さん)、それを全部受け止めて悲劇の炎に引き込んでいく大志さんのエネルギーのはかりしれなさ。

    主人公の容貌からの連想もあるのか、ノートルダムの鐘の幻想も織り交ぜられていたように思うが、こちらはあくまで幻想で、メインのストーリーは一片の救いもない、純度100%の悲劇だった。誰も幸せにならないドン・ジョバンニっぽくもあるのかな。
    ここまで徹底した悲劇を見ると、かえって気分がすっきりするのはなぜだろう。

  • 2022/11/06

    ニチアサのない日曜日。

    ちょっとだけ仕事した。夕方から、明治座に『歌妖曲~中川大志之丞変化~』を見に行く。初日!

  • Twitter大騒ぎ

     イーロン・マスクがTwitterを買って以来、大騒ぎになっている。

    イーロン・マスクがTwitter買ってからやったことまとめ
    大手企業がツイッター広告から撤退、ヘイトスピーチも急増
    イーロン・マスクのTwitterは、LGBTQにとって安心できない場所になりつつある
    Twitter社員「時代のおしまい」 解雇開始、日本でも

     マスクは、彼にとっての理想の言論が繰り広げられる「公共の街の広場」(public town square)を作りたいみたいだが、差別的、暴力的な言論が野放しになる広場は果たして維持可能だろうか。

    (「世界一の金持ちがこのソーシャルメディア街の広場を買い、企業が別の場所で金を使おうと決断することくらい、アメリカらしいことはあるだろうか?」)

     とはいえ、もうずっと以前から、Twitterは、わたしにとってさほど居心地のいい場所ではなかった。かつてのTwitter本社は、それでもトランプのアカウントを凍結することができたけど、Twitter Japanは、よりひどい差別主義・歴史修正主義・非科学的アカウントを野放しにしているどころか、ときに優遇さえしている[1]Twitter「聞いていた運用と違う」 日本青年会議所の問題リツイートに苦言、「メディアリテラシー」めぐり炎上。その傾向が全世界的に加速するかもしれないと思うと暗澹とする。

     Twitter以外の場所を探そう的ムーブメントは、過去にも何回か起こったと記憶しているが、それでも多くの人がTwitterに残ったことを考えると、今回もまた、いっときの騒ぎが過ぎれば、またなにごともなかったかのようにTwitterの日常が戻ってくるかもしれない。
     Mastodonがまたユーザを増やしているようだが、あれは、興味や関心を持てる人を探し、つながる機能が決定的に弱い。分散型SNSは、自分でインスタンス(サーバ)を立ててこそおもしろくなるのだが、Mastodonのインスタンスは維持管理のコストが高すぎる。Mastodonがいいなと思った人であれば、とうにDiscordなどを使っているだろう。MastodonがTwitterに代わる大きな勢力になるような気はあまりしない。
     たとえばTwitter創業者のジャック・ドーシーたちが作っている新しい分散型SNSのBluesky[2]Bluesky Social[3]Twitter創業者の立ち上げた分散型SNSプロトコル開発団体が新SNS「Bluesky」を発表のような新しいSNSが、どれくらいおもしろいものになってくれるか、そこに有力なインフルエンサーがどれくらい参画していくことになるのかに、今後、Twitterが生き残れるかどうかがかかっていきそうだ。

     日本に限って言えば、テレビ番組の実況や、ニュースなどをネタにした大喜利ができて、ふんわり楽しいコミュニケーションがとれればそれでよい、と思っている人も多そうだから、なおさらマスク体制のTwitterに逆風が吹く理由がない。
     Twitter Japanが差別主義・歴史修正主義・非科学的アカウントを許容し続けてきたことで、権威があって(フォロワーが多くて)声の大きい者であれば、たとえその主張がどれほど理不尽なものであっても、この「広場」の秩序を保つ善い存在と評価され、理不尽に対して反対の声を上げる人は、和を乱すめんどくさい存在として疎まれ、叩かれ、排斥されやすくなってもいる。疎み、叩き、排斥するのが、普通に顔を合わせれば気のいいお隣さんたちである、というのがポイントだ。
     太平洋戦争時の、今から思えば信じられないような全体主義の覇権も、こういった小さな仲間はずれの積み重ねが支えていた部分が大きかったのではないか。
     実際、以前、比較的親しかったアカウントの中にも、ずいぶんと過激な差別主義や権威主義の、仲間内では声の大きなアカウントに阿るようになってしまった人たちが何人かいる。
     そういった意味で、この「ソーシャルメディア街の広場」もまた、現実の社会と地続きなものではあるのだが、そこに四六時中居続けることは、わたしには耐えられない。

     だからこそ、わたし自身は、もうずっと前から、Twitterだけをネット上の居場所にするのはかなわないなと思っていて、ブログやDiscordなどの居場所を作ってきてはいるけれど、はたしてどれだけのTwitter上の友人たちが同じような選択をしてくれるだろうか。

  • 今週は(も)忙しかった

    In-personでしゃべる機会が多くて、いろいろ活性化された気分。

    某大学院の留学生向けコースで、研究者のための知財入門的な講義を担当させてもらった。英語で90分しゃべらなきゃいけなかったけど、がんばって準備したおかげでなんとか完遂。
    たくさん質問もしてもらえて嬉しかった。

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