COVID-19

  • 2021/07/27

    昨日の夕焼け

     昨日はでっかいごほうびみたいな夕焼けが見られた。
     今日は在宅でいつもどおりのお仕事。

     仕事上がって、そうだトイレットペーパーがなかった、と買い物に出たら、子供が小学生だったころに登校班仲間だったお母さん方が立ち話をしていて、わたしも引っ張り込まれる。みんなおしゃべりに飢えていたようで、少なくともわたしが参戦してから20分以上も話していただろうか。
     なんで子供たちは、中高生になっても、待ち合わせって言うと、小学生時代からの遊び場だった公園に集結するのかね、みたいな話で盛り上がって楽しかった。

     今日の東京の新規陽性確認数は2848人で過去最多。沖縄でも350人を超えて過去最多。さらに増え続けるだろうと思うと胸が痛い。
     緊急事態宣言下でこの状況なので、これはもうオリンピックを中止して、お金を配り、菅首相みずからが先頭に立って、かつてない情熱と真剣さでステイホームを呼びかけるくらいのことをしないと、速やかな感染拡大抑止は無理なのではないか。
     しかし、菅首相は、人流が減っており、治療薬(抗体カクテル療法に使うもの)も確保したからオリパラの中止はないと宣言してしまった[1]菅首相 東京五輪「人流減っている。中止しない。テレビ観戦を」 | 毎日新聞[2]菅首相、五輪中止は“ない” 重症化リスク7割減の治療薬確保|TBS NEWS。しかし政府の分科会のメンバーでもある舘田一博先生は、人の流れは減っていないとの認識を示している[3]東京都 新型コロナ 2848人の感染確認 過去最多 | 新型コロナ 国内感染者数 | NHKニュース)。また、抗体カクテル療法に使う薬は量産できるようなものではない。どうも菅首相には正確な情報と物の考え方が伝わっていないのではないかと心配になる。

     オリンピック開催継続すべきか否かについて、タイムラインはまっぷたつに割れている。

     今日の昼ごはんは、豚肉とじゃがいもの煮っころがし、ねぎとえのきと豆腐の味噌汁。
     今日の夕ごはんは、Kit Oisix(鯖の西京焼きのにんじんサラダ添え、レタスと海藻のサラダ)。
     昨日の夕ごはんは、サーモンとキャベツのクリーム煮、大根と油揚げの味噌汁。

  • 2021/07/26

     こないだ7月になったばかりだと思っていたのに、もう8月が見えてきた。去年は、なんだかんだ言って夏季休暇を使い切らずに蒸発させた記憶があるので、今年はちまちまでもいいから取りたい。どこにも行けないとしてもさ。

     朝、職場の複合機を使おうとしたら、複合機氏も連休明けモードで立ち上がりがゆっくりだった(=アイドリングからのスタートがのんびりだった)。まあお互いぼちぼちいこうぜ、という気持ち。

     東京の昨日の新規陽性確認数は、連休4日目の日曜にもかかわらず1763人(前週日曜から635人増)。検査陽性率も13.1%と高く、発熱相談センターの相談件数も急増している(22日時点で2150件)。医療も逼迫していて、このままだとまたしても(ひょっとするとかつてなく)大変なことになりそうだ。
     これまで、日々発表される新規陽性確認数が跳ね上がると、都民はあるていど自発的に行動抑制してきたという印象がある。数字で煽られないと行動できない心理は理解するが、その数字が表すものは、この疾患に苦しむ/苦しみ得るひとりひとりの生身の人間だ。さらに、その人たちの命を救うために尽力している医療関係者が多数いるのだ。このくらいの数字だったら許容できるが、それを超えたら恐れよう、という線引きを行うとき、数字にリアルな人間の顔を想像している人がどれほどいるのか。
     今こそもう一度連帯してステイホームをがんばるときのはずだが、なんでオリンピックを始めてしまったのだろうな。
     ちなみに一昨日、連休3日目の土曜の人出は減少傾向ではあったものの、場所によっては増えているところもあったらしい[1]オリンピック2日目のきのう 東京人出 多くの街で減少傾向|TBS NEWS。今のところ、あまり十分な減少ではなさそうだ。東京を脱出して、行楽地に出かけた人も多かったようだし[2]4連休、にぎわう行楽地「やっと旅行」 東京脱出の動き [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル[3]羽田空港、4連休初日の朝は多くの人で賑わう。緊急事態宣言後も予約が増加、窮屈な東京から脱出する動きも(鳥海高太朗) – 個人 – … Continue reading、今週以降の全国的な感染拡大が本当に心配。

     昼はKit Oisixの和風ハンバーグ、ひじきとしらたきの煮物を作って置いてきた。わたしはコンビニおにぎり。

  • 東京オリンピック開幕

     オリンピック東京大会が昨日、ついに開会してしまった。

     東京のみならず全国で新型コロナウイルスの感染がかつてない勢いで拡大しているのに、この時期にオリンピックを開催するというのは正気の沙汰ではない。
     デルタ株の蔓延で、世界でもまだ状況がまったく収束には向かっていない状況で、涙を飲んで出場を諦めた国や選手も多いはずだ。日本入国後に感染が判明した選手や関係者も100人を超えている[1]オリンピック 選手など感染100人超 拡大懸念拭えないまま開幕 | オリンピック・パラリンピック | NHKニュース。慣れない異国で療養しなければならない選手たちはどれほど不安だろうと思う。
     外国の選手たちは厳しい行動制限を強いられているのに、日本の選手たちはそうではない。これほどフェアネスから遠い大会もない。日本の選手たちが華々しい戦果を挙げたとしても、どうして無邪気に喜ぶことができるだろうか。
     なぜあと1年延期するか、2024年のパリオリンピックで共同開催とすることができなかったのか[2]東京五輪:東京五輪再延期 「パリ共催」を葬った官邸 | 毎日新聞
     贈収賄等の問題もなく正々堂々と招致されたオリンピックが、真にコロナに打ち勝った証として、たとえ数年先になっても開催されるのを見ることができていたら、どんなによかっただろう。

     しかし、もうオリンピックは始まってしまった。

     昨日の開会式はすべて見た。
     開閉会式をめぐっては、演出チームの解散、主要メンバーの辞任や解任などのトラブルが相次いできた[3]「このやり方を繰り返す怖さ」五輪開会式前責任者・MIKIKO氏が電通幹部に送った“悲痛メール” | … Continue reading。特に開会式直前の騒動は大変なものだった。
     そもそも、東京オリンピックの招致に関わっていたのが、安倍元首相を初めとする、控えめに言ってやや極端な愛国保守的価値観、ビジネス保守的価値観を持つ有力者たちだったこともあり、重要な役職が、そういった価値観と比較的親和的な人たちで占められていったのだろうと推測する。昨年12月に解散した当初演出チームのメンバーだった山崎貴さんや椎名林檎さんも、どちらかというと口当たりのいい愛国保守的価値観のインフルエンサー的役割を担っていたと理解している。しかし、彼らですら、オリンピックについてより発言力の強い人たちのお眼鏡には叶わなかったらしい。その結果、長い時間とお金をかけて準備されてきた案はほぼ白紙に戻され、少ない残り予算で、レピュテーションリスクの高い経歴を持つ急ごしらえの演出チームにより、政治家を初めとする有力者たちの要望を組み込む形で、開会式が作られることになってしまったようだ[4]森・菅・小池の五輪開会式“口利きリスト” 白鵬、海老蔵、後援者… | 週刊文春 … Continue reading

     ここまでの時点でもううんざりだったのだが、それでも昨日の開会式は見届けたいと思った。
     広い会場を十分に生かしているとは言えず、どちらかというとさびしい印象を受けたが、簡素であることによって、より胸を打たれた部分もあった。特に冒頭、看護師ボクサーの津端ありささんを中心に、コロナ禍でさまざまな機会を奪われつつも、励まし合い、トレーニングに励むアスリートたちを描く部分には目頭が熱くなった。
     また、あとで知ったことだが、黙祷に先立って舞われた森山未來さんの舞踊には、このオリンピックに関して無念の思いを飲み込まざるを得なかった、さまざまな人々への万感の思いが込められていたらしい[5]mirai_moriyama_official
    五輪開会式で舞を披露した森山未來 6月には故ザハ・ハディド氏役演じる – ライブドアニュース

     ドローンパフォーマンスも圧巻だった[6]開会式で地球をかたどったドローンは1824台のIntel製「Shooting Star」 – ITmedia NEWS
     あたりまえだが、開会式のスタッフやキャストが、みな同じ考えに統一されて仕事をしているわけではない。それぞれの思いを胸に、日に日に高まるオリンピックへの反感の声に傷つきながら、それでも最高の舞台を作り上げようと、血の滲むような日々を積み重ねてきたのだろう。さらに延期となれば、もはや開催の目処は絶望的だったかもしれない。これまで準備に携わってきた方々の努力が無にならず、隠れたメッセージも含めて、その成果を受け取ることができたことは、とても嬉しいと思った。これでもうこの苦しみからは解放されたと感じた方がもしいらっしゃるなら、そのことについても喜びたいと思う。
     文字だけで思考していると、肉体と心を持って現実に生きている人たちへの想像力がどうしても失われがちだ。実際にパフォーマンスを担っている人たち、そのまわりを走り回る人たちの映像を見ることができたのは、とてもよかった。

      入場する選手たちの晴れやかな笑顔は眩しかったが、今後の感染拡大の危険性を考えると、心の底から喜ぶことができなかったのは残念だった。感染症の脅威や、不十分な調整に心を乱されることのない環境で、さらに言えばもっといい気候の中、迎えてあげることができたら、どんなによかったか。
     オリンピック精神に真っ向から反する数々の差別発言が取り沙汰されたすぎやまこういち氏作曲のドラクエテーマ曲は、結局、ほかのゲーム音楽と抱き合わせる形で使われてしまった。このことについても多くの批判があったことは記録しておきたい[7]お祭りムード、反発、演出批判…ツイッターに反応飛び交う | … Continue reading

     「動くピクトグラム」のパントマイムパフォーマンスはとても楽しかった。直前で解任された小林賢太郎さんのアイディア・演出によるものだろうとのもっぱらの噂だ。ほかにも随所に小林さんの演出と思われるところが残っていたという。Twitterでは、小林賢太郎さんの名前がきちんとクレジットされるべきだという意見を多数見たが、もし実際に小林さんの演出が採用されているのにクレジットされていないということが確かなのであれば、まったくそのとおりだと思う。
     ただし、小林賢太郎さんがクレジットから削られたということを示す直接的な根拠は、少なくともネット上には見当たらなかった。公式プログラムに、演出 Show Director として小林賢太郎さんの名前が記載されているというTwitter投稿はある。[8]北村ヂン on Twitter: … Continue reading
     クレジットについてはきちんと確認したいのだが、開閉会式に関するオフィシャルなクレジットはどこを見ればいいのか、まだ探せていない。直前で辞任した/解任されたスタッフであっても、彼ら/彼女らによる演出を採用するのであれば、クレジットされるべきだとわたしは考える。[9] … Continue reading

     ほかに気になったこととしては、子供たちを夜遅い時間まで拘束して働かせていたこと、合唱する子供たちにマスクをさせていなかったこと等がある。
     やはり夜8時ごろから開催されたリオオリンピックの開会式でも、会場の外にある聖火台に14歳の少年が聖火を点火したとのことなので[10]2016年リオデジャネイロオリンピックの開会式 – Wikipedia、オリンピックの開会式(閉会式も?)では、子供を夜遅くまで拘束してもいいという全世界的な了解があるのだろうか。それにしても、さすがに夜中の12時近くまで、小さな子供を働かせることには首を傾げざるを得ない。
     また、Twitterでも医師たちによって指摘されていたが、ワクチン未接種の子供たちを多数、あの会場でパフォーマンスさせることについては、きわめて重大な感染リスクがある。特に、ノーマスクで子供たちに合唱させたことはよくなかった。何もなければよいが、何もなかったとしても、視聴者の感染拡大防止意識を高めることとは真逆の効果を及ぼしただろう。
     選手たちもかなり密になっていたように見受けられたし、会場外ではすさまじい密集状態だったようだ[11]“少しでも雰囲気を”オリンピック開会式で国立競技場周辺混雑 | オリンピック・パラリンピック 大会運営 | NHKニュース。いよいよ、オリンピックに直接的に起因する感染拡大が起きることも覚悟しておかなければならないかもしれない。

     今回のオリンピックは招致から開催に至るまで、検証すべきことが山のようにある。
     準備や運営に携わったスタッフやアスリートの皆さんには心からの敬意を示すが、わたしはやはり、今、このオリンピックを開催すべきだったとは思わない。
     まずは、予想される感染拡大の大波に最大限の警戒が必要だ。今後の状況によっては、速やかな大会の中止が必要になると思う。IOCおよびJOCには、今後、その判断と選手たちのケアに全力を注いでもらいたい。

     ここからは、特に重要でもない雑感メモ。
    ・パフォーマンスの合間にちょいちょい挟まれるIOC広報ビデオが、あまりにもあからさまで萎えた。クッソ商業主義では。
    ・ゲーム音楽と選手たちの笑顔で高揚した気持ちが、その後の橋本会長およびバッハIOC会長の長いながいお話で一気に冷めていき、「そうだ我々はこんなことをやっている場合ではないのでは」という気持ちに(自分自身もTwitterのタイムラインも)なっていったのがおもしろかった。
    ・聖火点灯のボレロはあまりといえばあまりに安易では。あれで気持ちが高揚するのは、毎年年末に東急ジルベスターコンサートでカウントダウン年越しをしている日本人くらいのものだと思う。現に、タイムラインには、「なんか年が明ける気がする」「雑煮食べたい」「ゆく年くる年」「裏でカウコンやってるのでは」みたいな投稿が溢れていたよ。

    References
    1オリンピック 選手など感染100人超 拡大懸念拭えないまま開幕 | オリンピック・パラリンピック | NHKニュース
    2東京五輪:東京五輪再延期 「パリ共催」を葬った官邸 | 毎日新聞
    3「このやり方を繰り返す怖さ」五輪開会式前責任者・MIKIKO氏が電通幹部に送った“悲痛メール” | 文春オンライン
    野村萬斎さん統括の演出チーム、解散へ 五輪の開閉会式 – 東京オリンピック:朝日新聞デジタル
    東京五輪式典統括の佐々木宏氏辞任へ 渡辺直美さん侮辱演出提案 – 毎日新聞
    小山田圭吾さん 五輪開会式の楽曲担当辞任 過去に同級生いじめ | 毎日新聞
    小林賢太郎氏を解任 五輪開会式演出担当、ホロコーストをやゆ | 毎日新聞
    4森・菅・小池の五輪開会式“口利きリスト” 白鵬、海老蔵、後援者… | 週刊文春 電子版
    この記事中、唯一妥当と思われる要望は、当時官房長官だった菅首相による、アイヌや琉球民族といった少数民族の出演である。これは、MIKIKO氏チームも当初から大事に考えていた部分だったと書かれている。しかし、野村萬斎氏によって不採用となったらしい(五輪開会式、アイヌ舞踊は不採用 「はまらなかった」 – 東京オリンピック:朝日新聞デジタル。「野村さんは『アイヌの方との共生も視野にいれた式典になるようにしている』と述べ、アイヌ民族の存在を知らせる演出が含まれることにも言及した」とのことだが、最終的な開会式では、そのような演出は全く含まれていなかった。)
    5mirai_moriyama_official
    五輪開会式で舞を披露した森山未來 6月には故ザハ・ハディド氏役演じる – ライブドアニュース
    6開会式で地球をかたどったドローンは1824台のIntel製「Shooting Star」 – ITmedia NEWS
    7お祭りムード、反発、演出批判…ツイッターに反応飛び交う | 毎日新聞
    “作曲したすぎやまこういち氏は、過去にLGBTQなど性的少数者への差別的な発言が問題視されてきた。このため「(過去のコントでユダヤ人大量虐殺をやゆし、演出担当を解任された)小林賢太郎がだめで、すぎやまこういちがOKな理由ってなんですか?」「ほぼすべての差別を体現した五輪だ」と批判が広がった。”
    8北村ヂン on Twitter: “開会式公式プログラム届いたー。みんなを昂らせたゲームミュージックの扱いは一行、「イマジン」とか謎パフォーマンスの方が重要だったことが分かる内容でした。あと、やっぱりほぼ小林賢太郎の考えた内容なんじゃん!(発売中止になった事情が分かる)小山田さんについてはまったく触れられてないです
    9演出家は著作権法では「実演家」に含まれ、実演家は氏名表示権を含む実演家人格権を有する。したがって、基本的には、実演家自身が氏名を表示しないという意思を示したのでない限り、通常はしかるべき場所に氏名がクレジットされるべきだということになる。ただし、著作権法第九十条の二第3項には、例外規定として、「実演家名の表示は、実演の利用の目的及び態様に照らし実演家がその実演の実演家であることを主張する利益を害するおそれがないと認められるとき又は公正な慣行に反しないと認められるときは、省略することができる」と規定されていることには注意が必要で、仮にオフィシャルな場所からクレジットが削られているとすれば、これに該当すると少なくとも組織委員会は考えたのだと思われる。特にこの「公正な慣行に反しないと認められるとき」の判断は恣意的になりがちで、とかく争いを生みやすく、さらに、実演家人格権は、著作者人格権と比べて、氏名表示を省略しても良いと判断されうる余地が広い(すなわち保護が薄い)ことも考えれば、実演家の氏名表示権の判断において、実演家自身の過去の言動に関する社会的評価を考慮に入れることについては、慎重すぎるほどに慎重になって然るべきであるとわたしは考える。仮にある実演家の過去の言動に社会的・倫理的な問題があったことが認識されていたとしても、その実演家による実演を利用した者は、そもそもその実演を利用しないという選択も可能であったところ、あえてその実演に価値を認めてそれを利用するという選択をしたのである。そうであれば、利用者自身が価値を認めた実演について、実演家の氏名を表示しないことに関する合理的な理由は見当たらないのではないか。自身が価値を認めた実演であれば、その実演を利用するものは、それが生んだ社会的評価も引き受けるべきではないかと考える。引き受けられないのであれば、その実演を利用しなければよい。著作物についても同様と考えている。
    102016年リオデジャネイロオリンピックの開会式 – Wikipedia
    11“少しでも雰囲気を”オリンピック開会式で国立競技場周辺混雑 | オリンピック・パラリンピック 大会運営 | NHKニュース
  • 2021/07/22

     今日は祝日だけど、外国に出した指示の結果が気になって、朝からメールチェック。無事にいい知らせを受け取れて安心した。
     お休みだー!

     昨日打った新型コロナワクチンのその後。
     昨日の夕方あたりから頭痛がひどくなり、熱っぽくなってきたので、鎮痛解熱剤を服用。原因はワクチンかどうかわからないけど、頭痛はお薬で解消できてよかった。熱はずっと37℃程度。
     打った方の腕は痛くて、寝返りはちょっとつらい感じだった。まだ痛むけど、ゼルダでJoy-Conふりふりはそろそろできそうかも。

  • 新型コロナワクチン1回目接種終了

     地元のクリニックで、1回目の新型コロナウイルスワクチン(ファイザー製)を受けてきた。
     通常診療と並行してワクチンも打ってくれるところなので、受付がやや大変そうに見えたけど、とても丁寧に対応してもらえてありがたかった。家を出るときの体温は36.8℃、クリニックで測ったときは36.9℃。[1]さすがにもう基礎体温は測ってないけど、やたらと規則正しい健康的な周期から判断するにおそらく高温期なので、ちょっと高め。
     11時ごろに接種が終わり、15分間待機している間も、看護師さんがこまめに様子を見にきて、酸素飽和度を測ったり、次回の注意事項などを話してくれてありがたかった。副作用は、出るとしても今日のうちは平和ですよ、とのこと。

     その足でかかりつけの耳鼻科に行って、メニエールの薬を追加でもらってきた。病状が落ち着いているので、めまいの薬(ジフェニドール)は今回はなしで、イソソルビドとビタミンB12とATP。30日分はめちゃくちゃ重い。特に液剤が。

     いちおう休暇ではあるけど、帰宅してすぐちょっと仕事。
     しかるのちに朝作っていったお昼を食べた。ちなみにKit Oisixの鯖と野菜の味噌煮、切り干し大根の中華和え。

     午後2時半ごろに、ちょっと腕が痛くなって上がりづらくなってきた。地味に頭痛もするけど、暑い中歩き回っていたから、何の影響かははっきりしない。麦茶飲んで、涼しい部屋でおとなしくしていようと思う。
     シャワーを浴びたいのはやまやまなのだが、今日は夕方4時半まで断水なのだった。

     ワクチンを打ってもらったクリニックで、「ところでお酒は飲まれますか?」と聞かれたので、えと、そこそこ……と答えたら、「飲むなとは言いませんが、いちおう嗜む程度にしてくださいね、とはお願いしてます」とのこと。土曜日からお酒は飲んでないけど、引き続きやめときます。

    References
    1さすがにもう基礎体温は測ってないけど、やたらと規則正しい健康的な周期から判断するにおそらく高温期なので、ちょっと高め。
  • 2021/07/17

     結局、SARS-CoV-2というウイルスをどれくらい怖がったらいいのか、というある程度のコンセンサスが取れていないと、国を挙げてウイルスと戦うことは難しいのだろう。
     政府や国のリーダーがこのウイルスの危険性を高く見積もり、ウイルスと戦う必要性を強く発信しさえすればうまくいくかというと、そうも行かなそうなのが厄介なところ。
     とはいうものの、国の指導層が率先して楽観的な見通しを広報するのは、さすがにダメ寄りのダメなんじゃないかと思う。
     ジョンソン首相が「コロナとの共生」を大々的に打ち出して、規制の全面解除へ進み始めたイギリスでは、1日の感染者数がついに5万人を超えた。[1]イギリスの新規感染5万人超 デルタ株が若者中心に急拡大 – 毎日新聞
     そして日本では、安倍元首相と菅首相が「コロナに打ち勝った証」に拘ったオリンピック東京大会が開催されようとしており、連日の「安心・安全」の連呼の下、緊急事態宣言中にもかかわらず、感染の急拡大が続いている。[2] … Continue reading東京の今日の新規陽性確認数は1410人。検査陽性率は8.9%だ。

     感染者数が増えれば必ず死者数も増える。後遺症に苦しむ人も増える。
     たとえワクチンの接種が行われていても、相当数のウイルスの増殖を許している限り、さらに厄介な変異株を生み出すリスクを常に抱えていることになる。
     「コロナとの共生」「ウィズコロナ」を目指す取り組みは、あまりに多くの人の生命と健康を危険にさらすもので、科学的にも道義的にもまったく評価すべきところがない社会実験だ。
     他人が苦しみ、命を落とすことへの想像力と、ウイルスの進化についての知識が著しく欠けているのでない限り、到底出てこない発想のはずだ。

     緊急事態宣言の効果がほとんど見られておらず(IOCのバッハ会長が日本を飛び回っているのを見て、誰が自粛しようと思うだろうか)、ワクチン2回接種が済んでいる人の割合がまだようやく人口の2割という状況で、デルタ株が急速に拡大している日本。今回の感染拡大の波はどれほど高くなるか、想像もつかない。

    References
    1イギリスの新規感染5万人超 デルタ株が若者中心に急拡大 – 毎日新聞
    2食品会社に勤めていたころ、安全あっての安心なのだから、絶対に「安全・安心」の順番で言えと教育されたものだが、何かにつけて感情優先の現政府は、安全は二の次で、「安心感」の醸成こそが政権維持のために重要だと考えているのだろう。「国民の不安、パッと消えます」というやつだ。
  • 東京1308人

     デルタ株の感染拡大スピードはすさまじく、今日の東京の新規陽性確認数は1308人。
     ここのところ、水曜日に発表される数がもっとも多い傾向が続いていたので、今日は1000人を下回るかと期待していたのだが、とんでもなかった。
     検査陽性率も7%を超えているので、まだまだ増加するだろう。

     正直言って家から出たくないのだが、明日は出勤。早く行って早く帰れるようにしたい。
     そしてゼルダの伝説スカイウォードソードHDをやるのだ(ダウンロード版を予約購入済み)。

     自宅PCのTRADOSを2021年版にアップグレードした。
     ふだん仕事で使う英語は分野も語彙も偏っているので、できるだけ翻訳の腕が鈍らないように、翻訳のトレーニングを続けたい。

     文藝秋季号をちびちび読んでいる。
     大前粟生さんの『窓子』が、切なくて痛くて怖くて、そして爽快で、とてもよかった。見事なシスターフッドの物語だった。

     昼は、ソーキそば、焼き餃子。
     夜は、とんかつ、キャベツとベーコンの味噌汁、きゅうりの糠漬け。

  • 2021/07/14

     今日の東京の新規陽性確認数は1149人。
     予想されていた数ではあるけれど、またさらにこの感染症で苦しむ人たちが増えてしまっていることに胸が痛む。このくらいの感染者数は許容されるべきだなどと言える資格のある人はどこにもいないはずだ。

     スーパーで、ぴっかぴかぷっくぷくのイワシが大量に手に入ったので、生姜と一緒に甘辛さっぱり煮に。よく太った生のイワシの感触はちょっと色っぽい。
     あとは茹で枝豆と、ロメインレタスのサラダ。

     昼はKit Oisix(エビピラフとラタトゥイユ)。
     

  • 4回目の緊急事態宣言

     が東京都に出ることになった。[1]新型コロナ: 東京都に4度目の緊急事態決定 「まん延防止」4府県延長: 日本経済新聞

     しかし、オリンピック東京大会は開催。首都圏では無観客とするとのことだが[2]五輪チケット 全体の95% 大会後に払い戻しへ 首都圏 無観客で | オリンピック・パラリンピック 大会運営 | NHKニュース、一般観客以外の世界各国の要人やいわゆる「五輪ファミリー」についてはわからない。

     昨日の菅首相の会見を見ていたが、[3]令和3年7月8日 新型コロナウイルス感染症に関する菅内閣総理大臣記者会見 | 令和3年 | 総理の演説・記者会見など | ニュース | 首相官邸ホームページ
    「先手先手で予防的措置を講ずることとし、東京都に緊急事態宣言を今一度(ひとたび)、発出する判断をいたしました」
    「東京から全国に飛び火をすることがないように、大変心苦しい判断でありましたけれども、今回、緊急事態宣言を発出させていただきました」
    「安心・安全な大会を成功させ、未来を生きる子供たちに夢と希望を与える、歴史に残る大会を実現したいと思います」
    「新型コロナの中での安心・安全な大会の実現、正に人類が困難に直面する中にあって、今だからこそ世界が一つになれる、力を合わせてこの難局を乗り越えている、こうしたことをやはり世界に発信するいい機会だというふうに思います」
    などなど、聞けば聞くほど、それではなぜ敢えて今、東京でオリンピックを開催するのか、という疑問が湧き上がるばかりだった。

     予防的措置を講ずるならば、何よりもまずオリンピックを中止・延期すべきだ。東京から全国に飛び火をすることがないようにと言いながら、世界から東京に人を集め、また首都圏以外の会場では観客を入れて開催するというのは、どう考えても理屈がとおらない。

     未来を生きる子供たちに夢と希望を与えるというが、子供たちは度重なる緊急事態宣言で、部活や文化祭、運動会、修学旅行など、これまでにさまざまな一生に一度の機会を奪われている。日常的にも、給食の黙食やふれあいの制限など、さまざまな我慢を強いられている。これだけの悲しみと苦痛を子供たちに強いてきておいて、ふたたびオリンピックで感染拡大の機会を増やそうという。あまりといえばあまりではないか。

     わざわざ困難と危険が伴う状況下でオリンピックを開催するという「難局」を作り出しておいて、それを乗り越えるという勝手な目標を立てられても困る。避けられる難局は避けるべきだ。

     その上、西村担当相は、休業要請に従わない飲食店の情報を金融機関に提供するという非道な方針を打ち出し[4]新型コロナ: 休業要請拒否店の情報、金融機関に提供 経財相: 日本経済新聞、当然のことながら大批判を浴びた。[5]西村氏発言に金融機関困惑 飲食店への要請「無理ある」: 日本経済新聞
     当初は菅首相も、優先的地位の濫用にあたるのではとの質問に「西村再生相はそうした趣旨の発言は絶対しないと思っている」などと答え[6]西村再生相はそうした趣旨の発言は絶対しない=金融機関への飲食店情報提供で菅首相 | ロイター、西村大臣も撤回はしない姿勢を見せていたが[7]西村大臣「金融機関から働きかけて」発言、撤回せず 飲食店の酒類提供巡り 自民党幹部「誤解招く」と注意要請:東京新聞 TOKYO Web、結局は撤回に追い込まれた[8]官房長官「金融機関にお願いしない」 西村氏発言を撤回 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
     恫喝と嘘とごまかしで強権的な政治をやってきた政権ならではの[9]「7月中の接種完了を」 高齢者ワクチンで総務省が太田市長に電話で念押し 政府の姿勢浮き彫りに|社会・話題|上毛新聞ニュース、あきれた混乱ぶりだ。本当にここは民主主義国家だろうか。

    ワクチンについても、モデルナ製ワクチンが2021年上半期に4000万回分供給されると公表されていたところ、6月末までの供給は1370万回分に減ることを、河野大臣はゴールデンウィーク前には知っていたにもかかわらず、そのことを明言せず、モデルナ製ワクチンを使った職域接種や大規模接種を煽っていたことがわかった[10]河野大臣とモデルナ製ワクチン4000万回分 – 最終防衛ライン3
     当然、職域接種も自治体も大混乱に陥っている。
     選挙対策だかなんだか知らないが、人の命を守る手段を扱う政府が、これほど不誠実で非道徳的な対応を取ることは許しがたい。

     これまでもひどかったが、わたしたちは今、空前絶後のとんでもない悪政に巻き込まれている。
     

  • 2021/07/05

     梅雨らしく雨の月曜日。在宅。

     昼は牛薄切りのすき焼き風、切り干し大根とにんじんと油揚げの煮物(こないだ作ったものの残りを冷凍しといた)。
     夜は豚肉の生姜焼き、ほうれんそうとツナとゆで卵とスパゲッティのサラダ。

     新型コロナ感染が再び首都圏で拡大している中、ワクチンをめぐる騒ぎが収まらない。
    スマートニュース、職域接種ワクチンを社員数より過大に確保し「炊き出しの精神」と称してイメージアップ宣伝目的に提供か : 市況かぶ全力2階建 
    東大の学内接種、当初の計画を大幅変更 「枠は十分確保」も実際は希望数に足りず | 東大新聞オンライン

     以前もメモしておいたが[1]ワクチン供給に関する政府発表の経緯メモ、ファイザー製のワクチンについては、政府は当初から一貫して、7月までに1億回分、7月から9月までに7千万回分を供給する、と言っていた。日本の15歳以上の人口がおよそ1億1千万人だから[2]2021年1月の人口推計 – 総務省統計局、これはざっくりトータルで、日本の15歳以上の人口のおよそ77%に2回接種できる分をカバーしていることになる計算。これに加えてモデルナ製ワクチンもある。

     優先順位の低いわたしは、9月までおとなしく待っていれば、まず間違いなくワクチンの順番は回ってきていただろう。自分でメモしていたのだからそれはわかっていたはずなのだが、デルタ株の脅威が明らかになり。職域接種が大々的に始まり、とにかくどんどん打とう、という機運が高まって、そのうち「ワクチンが足りなくなってきた」というニュースが流れるにつれ、やっぱり一刻も早く打ちたいと思うようになってしまった。
     接種券が届いたのが6月18日。自治体の集団接種会場で、40歳以上の基礎疾患のない者の受付が始まる予定だったのが6月28日。結局28日まで待てずに、24日に自治体個別接種の予約を取った(7月後半に1回目、8月半ばに2回目)。
     倫理的には決して好ましい行動ではなかったとずっと考えている。言い訳はなんとでもできるだろうが、つまるところわたしはこういう行動をとる人間だったのだ、ということをずっとおぼえておくためにも、ここに記録しておく。

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