そこそこ大きな仕事の山をいっこ越えた。
何が満足かと言って、これまでの経験と力を存分に投入できたことと、それをお客様に、お客様ご自身のために活かしていただけたことに尽きる。
今、わたしが何のために、何を喜びとして日々生き、仕事をしているかについては、またいずれ書こうと思う。
東京の新型コロナウイルス新規陽性確認数のデイリーカウントは、8月2日時点での7日間移動平均で3214.4人。ざっくり前週比1.5倍ペースで増加しているとしても、今週中に1日あたり5、6千人近くになる日がありそうだ。
そんな中、政府は、感染者が急増する地域で入院できるのは、重症患者や重症化リスクの高い患者に限るよう都道府県に求める方針を決めた。中等症と軽症の患者は、リスクが低い場合は原則、自宅療養に転換するとのことだが、これはかなり衝撃的な決定だ。
仮に今回の政府方針が、中等症Iを意図しているとしても、肺炎初見があって息切れがあって、入院の上慎重に観察する必要がある人でも、自宅で「療養」しろ、という方針だということになる。中等症 Iであることは、重症化リスクが低いということを意味しない(だからこそ、入院が必要だとされている)。にもかかわらず、どういう基準でどういう中等症患者を重症化リスクが低いと判断するのか。この方針を表明した時点で、これは重症化リスクがある人の救命可能性を捨てるという判断にほかならないのではないか。
そういう極めて重大な倫理的判断をしたことについて、なんの「丁寧な」説明もコミュニケーションもないことが信じられない。
もはや医療が崩壊しているとしか理解できないのだが、日本に暮らす市民全員にそのことを誠実に伝えた上で、この危機を共に乗り越えようと訴える気が、政府と菅首相にはまったくなさそうだ。怒りを禁じ得ない。
今日の昼は、在宅組はKit Oisixのエビピラフとラタトゥイユ。わたしはコンビニおにぎり。
今日の夜は、焼き塩サバと茹で小松菜のポン酢がけ、豆苗のかき玉スープ、きゅうりのぬか漬け。