2025年7月25日

  • 鉄剤すごい

     数年前から進行し始めた貧血(鉄欠乏性貧血)がいよいよシャレにならなくなってきたので、治療を始めた。

     いろいろ考えるとこれは婦人科マターだろうなと思ってはいたものの、内科的治療でどうにかなるレベルから外科的治療が必要なレベルまで、いろいろなパターンが予想される。
     子供の受験やら夫の仕事やら家の雑務あれこれやら、それにもちろん自分の仕事のスケジュールやらを考えると、外科的治療が必要と判断された場合、すぐには困るなと思って先延ばしにしていたのを、もう待ったなしであろうと判断したのが6月。

     とりいそぎ(遅いのだが)評判のよさそうな近所の婦人科に電話してみたら、評判がよさそうなだけに予約がそうそうすぐには取れなかった。
     あんな都合そんな都合をすり合わせて、ようやく受診したところ、やはり過多月経が問題ですねということになり、治療を開始していただけた。

     貧血の方にはおなじみの鉄剤を飲み始めた時点で、もう楽! 体がものすごく楽! 疲れないし動悸もしないしめまいもしない。今までどれだけ細胞に酸素不足の負担をかけていたのかと申し訳なくなるレベル。

     採血してもらった看護師さんに「貧血が治るとね、もうものすごく楽になりますよ。びっくりするくらい体が軽くなるから」って言われていたことが、まったくそのとおりに実現してびっくりした。

     その看護師さんは助産師でもある年配の女性で、採血しながらいろいろ話を聞いてくれた。
     家が落ち着いて、ようやく来ましたーという話をしたら、「そうなのよ」と。
     「お母さんはみんなそう。夫が第一、子供が第一。子供が大きくなるまでは、とか旦那さんの仕事のこれが終わるまでは、とかで自分を後回しにしちゃうんですよね。でも、自分も第一にしてね」と私の手をさすりながら声をかけてもらえて、泣きそうになった。

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