2022/01/23

朝は焼きたてクロワッサン。買った冷凍生地を軽く解凍してオーブンで焼くだけでさくさくふわふわの幸せが口いっぱいに。

だいたい勉強してたのでわたしの昼は豆腐丼、家族は適当に(ごめんね)。
夜は鶏胸肉と千切りキャベツと千切りにんじんで鍋しゃぶ。

子供が、オペラ座の怪人ロンドン25周年記念公演DVDをTSUTAYAで借りてきたのを一緒に見た。めちゃくちゃよかった。これ見ちゃうと映画版見れなくなっちゃうな。学校の音楽の先生レコメンドの円盤だそうで、さすが。
しかしカテコ後のレジェンド揃い踏みサラ・ブライトマンNTR茶番はなんだったのか(エモいにはエモかった)。

リングフィットも地味に続けていて、今日は15分25秒。

東京11227人

予想どおりではあるけれど[1]東京3719人、しかしやっぱりオミクロンはすごい。

デルタ株がもっとも猛威を奮っていた時期の陽性率20%〜24%を超えてくるとヤバいかもと以前書いたけど[2]東京4172人、1月21日時点での陽性率は26.9%になった。傾きを見る限りまだまだ上がりそう。今の検査キャパ不足や濃厚接触調査縮小傾向を考えると、実効再生産数や陽性確認数の前週比より、こっちを見てた方が感染拡大ペースをつかみやすいかも。

ピークアウトは早いだろうから、なんとかこの2週間をぶじに乗り切りたい。
子供の学校は入試が終わるまで自宅学習期間になった。親としては正直安心だし、先生方も少しは負担が軽減されるといいのだが。

人生設計上、付記試験受けるなら今回かなと思ったので能力担保研修受講することにした。
今日はまず基礎研修民法第1回。やべーめちゃくちゃわかりやすいしおもしろい。そう思えるのは、吉田ゼミのおかげでもありそう。
ただただ自分のためだけに勉強すればいいって贅沢で幸せだなあ。

2021/01/20

期末を控えてとにかく忙しい。

新型コロナの感染拡大ペースは爆発的で、今日は全国で4万6199人。東京は8638人。
昨日までまん延防止等重点措置の適用申請を見送っていた大阪府も、今日になって一転。
単純な算数とか数学ができれば、おおむね数日〜一週間後にどうなるかの予測はできるはずだが、あいかわらず、「大変なことになる前に」ではなく「大変なことになり始めてから」でないと、この国は動かないのだなと思った。

政府の分科会の先生方の話(医学、経済どちらも)を聞いていても、そうせざるを得ないからやむなくそうするのか、そうすることが好ましいからそうするのか、いまいち対策の根拠に関する議論がごちゃついていてすっきりしない。

昼はアジフライ、小松菜と椎茸とたまごの中華炒め、
夜は水菜たっぷり親子そば。

カップウォーマー買った

大きめのマグカップでも飲み物はしっかり適温に保温されるし、使わないときにかぶせる保護カバーのくまちゃんも可愛いし言うことない。
また在宅ワーク環境が快適になってしまったな。

東京3719人

またちょっとスピードアップしてる? 今週中に1万人前後行ってしまうかな。来週はどうなってしまうのか。

実効再生産数が少し落ちたとはいえ、まだまだ2.83とすさまじく高いし(ちなみにデルタ波でいちばん高かった7月31日でも1.74[1]新型コロナウイルス 国内感染の状況 | 東洋経済オンライン)、もう既にここまで感染拡大していてさらに増えると考えると……考えたくないな。

通勤電車は激混み。勤務先テナントが入ってるビルでも、再び感染者報告が出始めた。外食はもちろんしてないし、不要不急のショッピングも諦めてるけど、それでもどこで拾ってしまうかと思うとなかなか怖い。そろそろ本格的に引きこもりたい感じ。

帰りにスーパーに寄ったら、きれいなカワハギ(ウマヅラ)がどっさり叩き売られてたので、みんなまとめて面倒見てやんよと7尾連れて帰ってきた。ネギとしょうがと一緒に煮付け。あとはあさりの味噌汁。
昼は豚ロースのオイスターソース炒め、ねぎとエリンギのポン酢炒め。なんかねぎねぎした献立になってしまった。

リングフィットは15日に15分56秒、16日に19分8秒、本日17日に10分51秒。

東京4172人

ちなみに昨日(土曜日)は4561人。

少し増加ペースが落ちてきているように見える。前週比3倍くらいのペース。これは安心していいのか悪いのか。

1月12日から14日までの3日間、検査人数7日間移動平均が1万人〜1万1千人程度でいったん頭を打っているように見えている一方、同期間の検査陽性率は11.7%〜16.0%と急上昇しているので、まだまだ感染拡大局面にはあるようだ。[1]東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト | モニタリング項目(4) 検査の陽性率
去年のデルタ株のときは、7月21日〜26日まで、6日間かけて陽性率が11.4%〜15.7%に上がっていたので、オミクロン株の感染拡大スピードの方がやっぱり早そう。
去年8月、デルタ株がもっとも猛威を奮っていたころは、2万人以上の検査人数で陽性率が20%〜24%だった時期もあった。今回の波でこれを超えるようだとヤバいかも。

もっとも、東京の人は、これまでもわりと、日々発表される新規陽性者数に応じて敏感にみずから(または会社等のコミュニティ内で)行動制限を課してきたところがあったと思う。それが自発的なサーキットブレーカーとしてある程度は機能してきた節がある。[2]ぱれあな on Twitter: … Continue reading[3]ぱれあな on Twitter: … Continue reading
今回についてみると、たとえば銀座や歌舞伎町の夜の人出も、年が明けてからは減っているようだ。[4]新型コロナウイルス 街の人出は? 全国18地点グラフ|NHK特設サイト|NHK
オミクロン株は感染から発症までのサイクルが短いから、都民の自発的な行動制限による接触削減の効果が鋭敏に出ても不思議はない。陽性者増加ペースが落ちている理由に、その効果が反映されているといいのだが。結局はオミクロン株の感染力の高さとの綱引きになるとは思うけど。

東京2198人

9割方オミクロン株のようなので[1]変異株スクリーニングの状況について(2790報)、この勢いだと今週中に4千人を超えてしまいそう。

外国の感染拡大状況を見ても、いいかげん手を打つべきときだと思うが、驚くほど都も医師会も悠長に見える。

オミクロン株の重症化率がデルタ株より低いとしても、決して楽観視していいような毒性ではないし、感染性の高さはすさまじいものだ。早晩医療が逼迫して、通常医療を今までどおり受けられなくなる危険性から目を逸らしていては大変なことになるのではないか。

三連休の終わり

 昨日の話。

 昨日は一日『ミチクサ先生』(伊集院静)を読んでのんびり。

 最近はわりと一般的になってきたかもしれない、明るくユーモラスな漱石像に基づく伝記的小説。だからこそ、晩年の壮絶な闘病生活がより痛ましく、つらく胸に迫ってくるのだが。
 ノボさん(正岡子規)や鏡子さんなど、漱石を取り巻く人たちへのまなざしも温かく、気持ちよく読めた。
 タイトルの「ミチクサ」は、もちろん『道草』でもあるし、この作品における漱石の生き方にも由来する。

あの築山のてっぺんに登るのに、真っ直ぐ頂上を目指す者もいれば、裏の方から這い上がる者もいるだろうし、まったく違った径から登る者もいる。径の間違いで滑り落ちる者もいるだろうが、落ちることはたいしたことではない。

 昨日の夜は、映画『アメリ』を見た。子供ももう15歳なので一緒に。

『mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来』


 読んだ。
 
 新型コロナウイルスとの戦い方を一変させたmRNAワクチンのうちのひとつ、BNT162b2を開発したビオンテック社の物語。
 一般にファイザーワクチンと呼ばれるが、ワクチン名に「BNT」と入っているとおり、開発を主導したのはドイツのバイオベンチャー、ビオンテック(BioNTech)社だ。本書は、ビオンテックを創業したウール・シャヒンとエズレム・テュレジ夫妻を中心に、この画期的なワクチンの開発をめぐるドラマを、生き生きと、時に若干引いてしまうほど高揚気味のテンションで描いている。

 「このワクチンを構成する最も重要な要素は、RNAではない。ウール・シャヒンとエズレム・テュレジという二人の人間なのだ。」(エピローグより)

 ……いや、そこはさすがにRNAなのでは、と思ってしまうが。

 それでも、ワクチン開発チームを組織してからワクチン候補を人体に投与する試験まで、わずか88日という目にもとまらぬ速さ(ライトスピード)で開発を進めたウールとエズレム、そしてビオンテックメンバーの熱意と能力とチームワークの見事さにはワクワクする。mRNAワクチンの仕組みも、読んでいればすんなり理解できるように書かれているので、特に生物学に詳しくない人でもストレスなく、エキサイティングな科学読み物としても読めるはず。

 ワクチンの安全性と効果が証明された後、各国で承認を得、販売するまでの各国規制当局や政府とのやりとりも詳細に紹介されていて、2020年終わりから2021年初めにかけてのワクチン争奪戦で何が起こっていたのか、その一端がうかがえる。
 アメリカ大統領選挙前後、有効性データの発表時期が変更されたことについて、FDAの政治的意図があったかどうかは曖昧にぼかされていて、ちょっとおもしろかった。いずれにせよ「きわめて重要な決断だった」のは間違いない。

 また、ワクチン確保に関するEU、EU各国、そしてイギリスのスタンスの違いも興味深いものだった。
 どうもEUは、ビオンテックが米国企業のファイザーと手を組んでいたが故に、ビオンテックに塩対応だったらしいのだが、ビオンテックCEOのウールは、EUに対してそれほど批判的ではなかったというところに優れた人格が読み取れる。それだけでなく、ウールとエズレム夫妻が常に冷静に、真摯で謙虚な心の在り方を貫いている姿には胸を打たれるものがあった。著者が、このワクチンは夫妻あってこそと主張するのも理解できる。
 そうすると、ファイザー/ビオンテックと双璧をなすmRNAワクチンの開発に成功したモデルナ社には、どんな開発ストーリーがあったのか。比較してみたくなる。

 もう少し研究寄りの興味からいうと、ビオンテック副社長のカタリン・カリコの話をもう少し読みたい気もしたが、彼女については別の本があるので、こちらをこれから読む予定。

 オミクロン株が全世界で猛威を奮っていて、先進国では3回目、4回目のブースター接種が進められようとしている一方、途上国では1回目、2回目すら進んでいないところも多い。
 ヒトでこれだけ感染が広がっていれば、当然、動物にも感染が広がってしまう[1]シカで陽性率36% ヒトからコロナ拡大 昨冬にオハイオ州大調査:朝日新聞デジタル。野生動物の中で変異が進んで、感染性や毒性が上がったものが再びヒトに感染する可能性もあるし、ヒトの中で変異が進む可能性もある[2]Omicron’s ‘wacko’ combination of mutations has scientists split over whether it developed in humans or animals。とにかく、ウイルスは増殖するチャンスがある限り変異と進化を続けるのだ。
 変異はランダムに起きるから、すべての変異株が危険なわけではない。[3] … Continue reading
 ただ、進化の結果、新型コロナウイルスが確実に弱毒化する保証はどこにもないし、問題のある変異株が出てくるたびに、新しいワクチンを開発し、それを全世界の人に打つことが、果たしてどれくらい現実的なのか。世界的なワクチンの不平等を解決しつつ、もう少し抜本的にこのウイルスに打ち勝つ方法を模索しないといけない時期に来ているようにも思う。
 

References
1シカで陽性率36% ヒトからコロナ拡大 昨冬にオハイオ州大調査:朝日新聞デジタル
2Omicron’s ‘wacko’ combination of mutations has scientists split over whether it developed in humans or animals
3変異株が生まれるたびに過剰に恐れることに関しては、メディアの報道によって必要以上に危険性を煽られている変異株について、「scariant」という造語が生まれているくらい、問題になっている。

2021/01/08

ふたたびの三連休の始まり。今回は終わりの始まり感がなく、純粋に始まりを寿ぎたい。
正月明けの三連休こそ真の休暇なのでは。

なんかもう底抜けにバカなラブコメが見たくてネトフリとhuluを探したけど、ピンとくるものがいまいちすぐに見つからなかったので、とりいそぎ久しぶりにマンマ・ミーアを見てとても楽しかった。でも、ドナがソフィーを送り出すシーン(Slipping Through My Fingers)はどうしたって泣いてしまう。

冷凍庫にあったきびなごを流水解凍して洗って拭いて、ざっと塩胡椒してカレー粉と小麦粉まぶして揚げたやつをつまみに。