月別アーカイブ: 2021年9月

よれよれ

 疲労困憊。

 だけど今日は嬉しいことが3つほどあった。3つも!

 家には十分食べるものはあるけど、明日台風が来ると思うと、ちょっとわくわくしてコンビニでお菓子とかを買い込んでしまった。ステーキ×コーヒー味のポテチとか超気になる。

 昼は、牛肉のすき焼き風、なすとピーマンの焼き浸し、。
 夜は、Kit Oisixで鯖と野菜の煮物、ごぼうとこんにゃくとピーマンの煮物。

へろへろ

 金曜日は台風が来るそうなので、今日のうちに出勤。
 17時37分ごろに地震があったそうなのだけど、まったく気づかずに仕事をしていた。

 昼はわたしだけ久しぶりのラーメン。おいしかった。

 夜は、鱈と白菜としめじと油揚げのちり蒸し(電鍋)、あさりの味噌汁。
 ちり蒸しは、帰宅後に材料を全部切って内鍋に入れてラップかけてそのまま冷蔵庫。あさりはざっと砂出し。家族が揃って、だいたい夕食開始時間のめどが立ったら炊飯開始(うちはいつも鍋炊き)。ごはんが炊けたら蒸らしてる間にちり蒸しの内鍋を電鍋にセットしてスイッチぽん。その間にあさりの味噌汁つくって、だいたい全部同時にできあがるという寸法。

 自民党総裁が岸田文雄さんに決まったらしい。公文書管理と情報開示を誠実にやってくれて、令和版所得倍増も実現してくれるといいな。明日の朝、目が覚めたら、お給料が倍になってないかな。

 積読にしてた『ザリガニの鳴くところ』読み始めた。もっと早く読めばよかった。大好きなやつだ。

はわわわわ

 『3月のライオン』16巻読みました。

 大好きな人たちのおいしいエピソードが隅から隅までぎっしりと、まるで作中のジグソーパズルのように詰まってる。

 今日の昼は、アイナメのカレー粉焼き、キャベツとエリンギのコンソメケチャップ煮。

2021/09/28

 着々と9月が終わりに向かっていく。忙しい。バッハばっかり聴いてる。

 夕方は弁理士会関東会のオンライン研修を受講。

 弁理士会のオンライン研修は、抜き打ちで在席確認がある。Zoomのアンケート機能を利用して
「在席していますか?
   ・はい
   ・いいえ」
で回答するというもの。

 これ、「いいえ」を選択したらどう判断されるんだろうなあ、と毎回指がむずむずするのだけど、その実験のためだけに単位を棒に振るリスクは取れないので、今日の研修でも1回目、2回目の在席確認で「はい」を選択した。
 3回目の最終確認が来て、やれやれと思ったら、アンケートの文面が変わっている。

「在席していますか?
   ・はい
   ・↑在席確認なので、『はい』を選択してください

 こ、これは、どなたか「いいえ」を選択した(しかもおそらく2回続けて)勇者の先生がいたのでは……?

 発令中の緊急事態宣言と、まん延防止等重点措置が、今月の30日で解除される見通しとなった[1]緊急事態の全面解除決定 酒提供は夜8時まで、1都3県: 日本経済新聞
 ワクチン接種が進んで、先に諸々の制限緩和を進めていた国では、ふたたび感染拡大の兆しが見えているところもある中[2]シンガポールでコロナ感染者急増、過去最多に 3人以上の集まり禁止 | 毎日新聞、手放しで安心とまではいかないけれど、明るいか暗いかで言えば明るいニュースで嬉しい。 
 島国という地の利を生かして一気に封じ込めるには絶好のチャンスだと思うけど、もともとザルだった水際対策は緩和される方向のようで[3]入国時の待機、10日間に短縮 ワクチン接種証明で: 日本経済新聞、国際社会で生きていくためにはしかたないのかもしれないが、難しいものだと思う。おそらく、いち早く感染拡大の予兆を探知して対策を取るための早期検査・隔離体制の拡充も、保健所や病院の支援も、もういらないね、くらいの勢いで忘れ去られていくだろう。ましてや、次に行動制限が必要になったとき、何を根拠として市民に行動制限を要求するのかについての議論など、余裕で棚上げになるだろう。
 あとはひたすら、これ以上厄介な変異株が生まれないよう願うしかない。

 今日の昼は、豚肉の生姜焼き、ごぼうとえのきの中華カレー炒め。
 今日の夜は、Kit Oisixで鶏肉(とたまねぎとしめじとじゃがいも)のレモンクリーム煮、キャベツとベーコンのオイル蒸し。

 ごぼうとえのきの中華カレー炒めは、要するに、薄切りにしたごぼうとざく切りにしたえのきをごま油で炒めて、中華だし(鶏がらスープの素)とカレー粉で味つけしただけなのだけど、これが思いのほかおいしかった。弁当にもぴったり。
 (平日の「今日の昼」はだいたい、外出組の弁当・兼・在宅組の自宅ランチの献立)

自粛度の指標(的なもの)

 みんながそろそろ自粛ムードに入ってきたかな、とか、逆に自粛ムード明けてきたかな、みたいなことを知る指標としては、通勤電車の混み具合とかがわかりやすい。
 ほかに、きわめて個人的な身の回りレベルの指標としては、勤務先ビルの女子トイレの混み具合というのがある。

 あったのだが。

 ここ最近、通勤電車がこれだけ混んでいるというのに、あんまり女子トイレが混んでいない。昼休みの歯磨き場所取りも余裕だし、午後3時に行列もできない。
 勤務先ビルの人たちはまだ警戒しているのか。それとも、あまり考えたくはないが、テナントが撤退しているのか。
 さすがに緊急事態宣言が解除されれば、もう少しわかりやすい影響が出ると思うので、しばらく状況を見てみたい。

 その代わりというか、それに加えて最近目立つのは、自宅の郵便受けに入ってくるチラシの増加だ。
 ここしばらくは、1日に1枚もチラシが入ってこないこともザラだったけど、ここのところはコンスタントに、1日1枚どころか、1日に複数業者からのチラシが何枚もポスティングされてくる。
 少しずつ経済活動が復調し始めている、のだといいな。

 今日の東京の新規陽性確認数は154人。ついに半年ぶりに200人を下回った。
 

 コロナ禍の中、支えになってくれたのが、「スマイル」(森七菜さんバージョン)。
 「もうすぐだね 長かったね 早くスマイルの彼女をみせたい」という一節が沁みるなあ。

 悪くてあと数年は警戒しないといけない状況が続くかもしれないけど、少しは思い切り笑っていい日がもうすぐ来るかも。がんばろう。

 今日の昼は、茹で塩鮭、こんにゃくと油揚げとネギの煮物、わかめごはん、
 今日の夜は、Kit Oisixで豚肉の味噌焼き、けんちん汁。

21/09/27

 出勤。通勤電車の混雑はすっかりコロナ前に戻ってしまった。混んでる電車キライ……。

 昨日の夜、ふと思い立って、映画『ミッドサマー』を見てみた。グロ描写は大の苦手なのだが、最近、『進撃の巨人』とか『ゴールデンカムイ』とかで、少なくとも2次元であればだいぶグロ耐性ができてきたこともあり、せっかくの話題作にちょっと挑戦してみようと思ったのだった。

 家族を巻き込まないようにひとりで見たので、こわさを紛らわせるためにTwitter実況で騒ぎつつ、そしていつでも止められるようにリモコンの終了ボタンに指をかけつつの視聴。ときどき目をそらしながらも、なんとか最後まで(R+15版)見ることができた。

 音(音楽も含む)と映像がめちゃくちゃ緻密に計算されて作られてる一方で、脚本はけっこうツッコミどころが多いなと感じた。そんな小学生の自由研究みたいな博士論文の書き方ある? みたいな。
 グロシーンは確かに気持ち悪かったけど、全体的に心に来るような怖さはなくて、よーし怖がるぞとサイコホラーを期待していたわたしとしては、ちょっと拍子抜け。後から知ったのだけど、アリ・アスター監督自身がホラー映画じゃないよと言っていたそうなので[1]「ミッドサマー」はホラー映画じゃない? 真意をアリ・アスター監督が明かす : 映画ニュース – 映画.com、これは単にわたしの期待の方向性が間違っていた。
 この映画で起こる怖いことの大部分がドラッグに起因するものだということがわかりやすくて、怖さの理由に謎がないところが、サイコホラー感が希薄だった理由だと思う。向精神作用のある物質が含まれる何かを口にしたら、普段見えないものが見えたり、普段しないことをしてしまいました、というだけの、この上なくわかりやすい因果。サイコホラーであれば、もう少し人間の心理そのものの底知れぬ怖さみたいなものが描かれている方がわたしとしては好みだ。

 ちょっと感心したのは、恋人のクリスチャンが他の女性と性交しているところを目の当たりにしたダニーが号泣し、それにホルガの女性たちが同調して、不思議な号泣のハーモニーが盛り上がっていくシーン。
 ダニーの号泣はとても特徴的で、オープニングでは、家族が無理心中したことを知ったダニーが、長く長く引っ張り、大きく息を入れて、また長く長く引っ張るように泣き続ける声が、タイトルバックにずっと流れている。
 その後、ダニーはなかなか心ゆくまで泣くことがないまま、ストーリーが進む。泣きたくなってもトイレの中で声を抑えて耐えていたりするのが痛々しい。
 それが、恋人の行動によって堰を切られ、特に親しくもない女性たちの集団催眠のような精神作用の共鳴によって盛り上げられて、いつ果てるともしれない号泣として流れ出す。わたし自身はなるほどなあと思ってしまって、カタルシスとまではいかなかったけど、これですっきりする人も多そうだと思った。
 このシーンに至るまでに、美しい協和音が泣き声のような不協和音にスライドしていくようなBGMがいくつも使われて、ダニーが抱えていた不安をずっと演出していたのもうまかった。

 それにしてもやっぱりドラッグはヤバい。知らない人からよくわからない飲食物をもらったらダメだ。

負けないイカロスになる – 『批評の教室 –チョウのように読み、ハチのように書く』(北村紗衣)を読んだ

 本や映画や舞台について自分が書く感想文が、どうにも稚拙で、てんでなってないなという自覚はずっとあったものの、この歳になるまできちんと批評理論を勉強してこなかった。
 わたしの中に、クリエイターの方が批評家よりエラいでしょ(だから創作の方に力を入れるべきでしょ)、みたいな、これまた幼稚な偏見が抜きがたくあったのと、あとは単純に怠惰だったのがその理由だ。

 しかし、批評理論と創作理論は互いを補完しながら進んでいくようなところがあるし、今どき優れて息の長いクリエイターはほとんどこれらの理論をすさまじく勉強しているものだ[1]以前見に行ったNARUTO展で、岸本斉史先生の勉強の軌跡を見て衝撃を受けたこともある。
 「頭でっかち」をバカにしたり、そうなることを怖れる前に、そもそもからっぽな頭をどうにかすべきだった、と遅ればせながら反省して、まずは「批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 」を買ったものの、なかなか手が出ずに、ずっと積読になっていた。

 そうこうしていたら、今月、表題の新刊が出た。『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』がとてもエキサイティングでおもしろかったので、これならひとまず手が出るだろうと読み始めたら大当たり。
 精読する→分析する→書く(+実践編)というシンプルな構成で、各段階をどう進めていくのがいいか、とにかく具体的に書かれていて助かる。読み進めていくだけで、もう半分以上できてる気になっていくので、さえぼう先生は人を乗せるのがうますぎる。
 これで自分も融通無碍・縦横無尽にいい感じの批評が書ける翼を手に入れた、どこまでも高く飛んでいけるぞ、とイカロスのような錯覚に陥りそうになるのだが、さえぼう先生はとんだダイダロスなので、その点は気をつけた方がよさそう。
 さらさら読めてしまうけど、実はけっこう重要な注意事項もしっかり強調されている。辞書を引く、事実を正確に認定する、たくさんの作品に触れる、みたいな忠告を無視して調子に乗りすぎると、たぶん蝋で固めた翼が溶け落ちて墜落することになるんじゃないかと思う。

 とはいえ、イカロスの飛行とは違って、素人の批評一発で死ぬことはまずないはずなので、飛び出さないよりは何度も軽やかに飛び出して、自分の翼を改良していった方がいいはずだ – 「勇気ひとつを友にして」。
 さっきはダイダロス呼ばわりしてしまったけれど、その友にもなってくれるような一冊だと思う。

References
1 以前見に行ったNARUTO展で、岸本斉史先生の勉強の軌跡を見て衝撃を受けたこともある。

涼しい

 今日の最高気温は24度で、向こう1週間の予報もそんな感じ。暑さ寒さも彼岸まではほんとだった。

 漫画読んだりピアノさらったり。
 Netflix先行配信のアニメ『ブルーピリオド』1話も見た。素人目にもとても美しい色彩で、瞬きするのも惜しいくらい。若手声優さんたちの演技が爽やかで素敵だった。
 もう若者たちを見守る年齢と立場になっているはずなのに、こっそり勇気づけられてしまう大好きな作品。アニメも連載も今後がさらに楽しみ。

 今日の東京の新型コロナウイルス新規陽性確認数は382人。先週の862人から480人減という劇的な減少ペースで喜ばしい。
 やっぱりワクチンの効果はすごいと改めて思う。まだワクチンの供給が不十分な国や地域にも早く届きますように。

 今日の昼は蕎麦(出前)。
 今日の夜は餃子パーティー。

 9時からテレビで鬼滅の刃無限列車編ノーカット放送なので、さっさとお風呂に入ってこよう。心を燃やせ!

ちょっと一息

 でかい案件が3つほど、わたしの手をいったん離れたので、ちょっとホッとした。
 立て込んでるときは在宅で仕事できると助かる。集中できるし、通勤時間に縛られなくて済むので。

 結局、夏休みをとらないまま9月が終わりそうで、どこかで有休をと目論んでいた10月も忙しそう。
 10月は舞台のチケットを2つ取ってあるので、そこでうまくエネルギーをチャージして乗り切りたい。

 気がつけば、このweb日記を作ってから半年以上が過ぎていた。
 気楽に書こうと決めて始めただけに、今のところ1週間に10記事くらいのペースで書いている。
 このweb日記を作る前は、即時フィードバックが返ってくるSNSやブログサービスに慣れすぎて、自意識過剰になって書けなくなっていたところがあった。いいリハビリになっていると思う。

 まとまったものをいつか書こう書こうと思っていて書けることはめったにないし、いざ書いてみても、気負いすぎてそれほどいいものにならないことも多い。
 普段からちょこちょこ書いていると、ここはちょっとしっかり書きたいなと思ったときにパッと手が動く瞬発力と、とにもかくにもひとつの記事を完成させる持久力が身についてくる。ような気がする。
 普段の仕事も書く仕事ではあるものの、技術/法律文書を書くときに使う筋肉と、それ以外の、あるていど自分自身を耕さないと書けないものを書くための筋肉は違う。後者の筋肉を鍛えるのに、このweb日記がとても役に立っている。
 それがわたし以外の誰の役に立つのかと言われれば、ごめんなさいするしかないのだが、いずれ回り回って何かの形でわたしが提供するものに反映できれば嬉しい。
 
 気楽にいろいろ書く習慣をつけたい、みたいなことは、実は10年以上前からぐるぐる考え続けていたのだった。
WordPress for iPhone 導入してみた – 科学と生活のイーハトーヴ
 でもなかなか手が動かなかった。
 その後、この本に出会ってから、ちょっと書けるようにはなってきたけど、まだまだ物足りない。
 『書けるひとになる! 魂の文章術』(ナタリー・ゴールドバーグ=著 小谷啓子=訳) – 科学と生活のイーハトーヴ

 他人の目がないところでは書き続けられない。だが、他人の目を意識しすぎると書けなくなる。
 このバランスを模索してたどりついたのがこのweb日記だったというわけだけど、われながらいいものを作った。シンプルに記録にもなるし。
 
 ここでは、わたしの中から生まれてくる「今、これを書き留めておきたい」という気持ちだけを大事にして続けていこうと思っている。
 お金をいただいて書くものであれば別だが、頼まれもしないで書くものについてひとさまの意向をうかがうのは、それこそ自意識過剰だろうし、サボりすぎだろう。

 今日の昼は、鶏肉のオイスターソース焼き、にんじんとツナの塩きんぴら。
 今日の夜は、Kit Oisixで豚肉と野菜のトマト煮込み、グリーンサラダ。
 

秋分の日

 気温は30度まで上がっている。
 暑さ寒さも彼岸までなので、お彼岸中はまだ暑くてもヨシ! ってことなのかな……(暑い)

 昨日、買い物の帰りに、お散歩中のポメちゃんと目が合って、笑いかけたら立ち止まってくれたので、しばらくアイコンタクトしてたら、ポメちゃんがちらっ、ちらっとわたしの後ろに目をやっている。後ろから来たサラリーマン男性も、どうやらポメちゃんにアイコンタクトしてたみたいで、図らずも2人の他人がポメちゃんのファンサを奪い合う状況に。

 昨日の昼は、マグロカツと、ピーマンと茄子の焼き浸し。
 昨日の夜は、千切りキャベツと豚肉の鍋しゃぶ。
 今日の昼はマック。