最近買った漫画とか

 講談社のコミックス新刊をいくつか。

・ハコヅメ 16巻
・紛争でしたら八田まで 5巻
・スキップとローファー 5巻

 ハコヅメは今、めちゃくちゃつらい別章・アンボックスがモーニング本誌で連載中。
 16巻後半は、そのアンボックスの序章のような展開になっていく。「最後の昼餐」のラストシーンが、まんま最後の晩餐の構図なの、今読むとあまりの暗示の重さに胸がつぶれそう。
 ずっといろんな暗示や伏線がそこここに提示されてきてるけど、泰三子先生はいったいどれだけ周到にストーリーを組み上げているんだろうか。

 八田5巻は去年の大統領選でもホットだったアメリカ合衆国編。もともとマイノリティへの目線が非常にきめ細かい漫画だけど(そういうストーリーだけど)、アンティファ等の直近のヤバい話題もバンバン取り上げてて目が離せない。

 スキップとローファーは好きすぎて前も感想ブログを書いてた。
『スキップとローファー』が好き、という話 – 科学と生活のイーハトーヴ
 5巻は、みつみとまこと、それぞれの恋模様にキュンキュンしてしまう。はー、もう、みんなかわいい……。
 「みんな いつ自分が当事者だって気づいたのかな? 自分が オシャレして恋する年ごろだって いつの間に受け入れてたのかな」っていうみつみの気持ちがわかりすぎた。
 昨日発売のアフタヌーン本誌では、ミカちゃんが! ついに! という展開なのでますます楽しみ。

アニソンバトル

アニソンバトルBEST20|テレビ朝日

 追いかけ再生で各7位まで見た。

 1995年はちょうど大学に入った年だから、このあたりの曲はカラオケで歌ったりしてよく知ってるけど、アニメ自体はほとんど見てなかったかも(自宅生だったのでチャンネル権があまりなかったのと、学校生活の方が忙しかった)。

劇団銅鑼『チムドンドン〜夜の学校のはなし〜』

劇団銅鑼 :: チムドンドン〜夜の学校のはなし〜

 長年の友人であるところの山谷典子作の舞台。
 ちょっとだけ、シナリオ協力というか科学監修というか、そんなようなことをさせてもらいました。

 沖縄の自主夜間中学「レナード」を舞台に、夜間中等部に通うおじいやおばあたち、昼間部のフリースクールに通う少年少女たち、そして彼らと共に暮らし、学び、成長していく教師たちの群像劇を、笑いとドキドキと涙と共に描く舞台。
 実在する珊瑚舎スコーレがモデルです。

 このひたすら苦しく光の見えない世界で、人はなぜ生きようとするのか、なぜ生きながら学ぶことを求めるのか。誰と共にそうしたいと願うのか、この世界をどうしていきたいと思うのか。
 あまりに今の世界が残酷でつらくて、もう自分の目の前で世界を閉じてしまおうと何度思ったかしれないけれど、それよりもっと残酷でつらいことと向き合ってきたのにそうしていない人たちがいる。年齢や境遇にかかわらず。
 ずっと小さな部屋の中に閉じこもって、頭ばかり肥大していた私の頭をつかんで、光の差す窓へと向け替えてくれるような、そんな舞台でした。

 ありがとうございました。

2021/03/23

 自宅モニターの解像度落とすと、リモートデスクトップ画面の表示サイズと解像度のバランスを改善できることはわかったんだけど、ふだん高解像度に慣れてるから目がヘン。
 快適な設定が定まらない。

 緊急事態宣言解除に伴って、子供の部活も昨日から再開。
 いつもわりと安定して機嫌のいい子だけど、やっぱり大好きな部活ができると格段に生き生きしているのがわかる。こちらも嬉しくて泣きそう。
 次の感染拡大の波が来ても、子供たちから活動とコミュニケーションの場を奪わないでほしいなあ。

今週のジャンプ

・呪術、1話でジェットコースターみたいに情緒を揺さぶってくるのやめて(やめないで)
・逃げ若、時行の「たのしい!!」がすっごくよかった。おもしろくなってきた。
・人工石化装置まじか。めっちゃ熱い。熱い地獄。
・いつかこの日が来ると思っていたよ、高校生家族。
・アンデララストシーン、風子ちゃんがめっちゃ美女なんですが。
・クーロンズ(略称どうなったんだっけ)、新キャラがどうしてもエレンに見える。
・相変わらずロボコは絶妙にポリティカリーコレクトだ。
・ダブリード増殖ニコ、反則的にかわいいな。血小板ちゃんぽさ。
・と思ったらウニ助もかわいかった。

解除

 昨日付で、実に2ヶ月半にわたった緊急事態宣言が解除された。
 首都圏でも全国的にも感染者数やRtが増加しているタイミングでの解除ではあるけれど、このまま漫然と宣言を続けていても顕著な効果は見込めない以上、少し病床数に余裕が出てきた今、いったん解除して一息入れて、また仕切りなおそうということなのだろう。

2度目の緊急事態宣言、効果はあったの? このタイミングで解除して大丈夫? 専門家に聞きました。

新型コロナ対策もこれと同じで、いったん目標のところまで達したなら、ちょっと息を継いで、その間、次の作戦を考えましょうということも必要ではないかと思います。

人は次々と対策を続けていると、辟易してくるものですよね。子育てなどでも同じですが、どこかで褒めたり、休んだりして、次に備える時間がなければいけない。粘り強さも大切で、そのための息継ぎは作ったほうがいいだろうという思いです。

 今回の菅総理のメッセージもわりとわかりやすかった。

令和3年3月18日 新型コロナウイルス感染症に関する菅内閣総理大臣記者会見 | 令和3年 | 総理の演説・記者会見など | ニュース | 首相官邸ホームページ

 飲食の場面での感染防止が重要であること、次の感染拡大の可能性があること、戦略的な検査拡大の重要性(無症状者のモニタリング検査、高齢者施設等を対象とした集中的・定期的な検査)をしっかり伝えている。
 わたしはわりと自民党政権には批判的な立場ではあるけど、政府のコミュニケーションはだんだんよくなっているように思う。ちゃんと聞きさえすればの話だが[1] … Continue reading。あいかわらずおかしいのは、五輪関連とGo To関連くらいなのでは。

 もっとも、「会食はできるだけ家族で」はわかるが、「又は4人以内で」「大人数での会食についてはお控えいただく」は、ちょっとわからない。人数が少なくてもマスク無し会食には感染拡大の危険性が十分ある。一度の会食人数を減らせば、認定される「クラスター」の数は減るかもしれないが、感染の機会が減るわけではない。
 休日のカフェ等を覗けばわかるが、4人以内でマスクを外したままずっと会話しているグループはものすごく多い。
 先日、大阪の吉村知事が「マスク会食大阪バージョン」をアピールして不評を買っていたけれど[2]吉村知事「ヒモ上げ下げマスク会食」を実演…「バカにされてるかもしれませんが」(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース、わたしはこれ、そうバカにしたものでもないと思う。今のこの状況では、やらないよりは全然ましだし、少しでもやりやすい方法で飛沫防止対策が定着するに越したことはないはずだ。
 そもそも、去年の初め頃は、科学者たちの間でさえマスクに効果はあるかないか、みたいな議論があったが[3]新型ウイルス マスクの予防効果ある? ない? | … Continue reading、今はマスクの有用性・必要性に異を唱える人は(たとえば熱狂的なトランプ元大統領支持者とかでもない限り)まずいないだろう。マスク会食がニュースタンダードになってもそうおかしくはない。

 なんとか、次の感染拡大の波を少しでも遅らせることができるようにしたい。

 以下はメモ。今回の緊急事態宣言解除へ向けた議論の混乱の記録である。

〈独自〉政府、21日で緊急事態宣言解除へ 1都3県(産経新聞) – Yahoo!ニュース

政府や専門家の間では、現在の対策ではこれ以上の改善は見込めないとの見方が強い。関係閣僚の一人は「宣言はもう効かない。早く解除するしかない」と語る。厚生労働省に助言する専門家組織が11日に行った非公式の会合では、主要メンバーから「もう打つ手がない」との意見が出たという。

尾身氏訴え「感染再増加には原因ある。今のやり方では解除でも延長でも解決せず」菅首相はステージ改善強調

その上で尾身氏は「クラスターが今、以前よりかなり多様化しているというのが我々の判断だ。以前は食を介しての接待をともなう飲食店中心だったが、今はいろんな職場、いろんな見えないところで起きている可能性が極めて高い。そのことを放置したままに、ただ延長あるいは解除したとしても本質的な解決にならないと思うので、しっかりした現状把握、検査、調査が非常に重要だ」と強調した。

宣言解除、専門家の反対はゼロ 尾身会長も驚いた議論 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
 

「ほぼ全員が、解除は今回致し方ないが、リバウンド(感染再拡大)が起こる可能性が極めて大きいので、強い対策を国、自治体に取ってほしいという気持ちが非常にクリアだった」

References
1ちゃんと聞いていれば、政府はわりと以前から、既にかなり社会的検査拡大路線(以前、Twitter等でずいぶん批判された世田谷区のそれとよく似た発想)に舵を切っていることもわかるはず。
2吉村知事「ヒモ上げ下げマスク会食」を実演…「バカにされてるかもしれませんが」(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース
3新型ウイルス マスクの予防効果ある? ない? | NHKニュース ”今回、調べたホームページを見た結論としては、「マスクだけでは、予防効果はあまり期待できないけれど、人混みの中など一定の環境では、ある程度の予防に役立つかもしれない。ただ、科学的なエビデンスは存在しない」といったところでしょうか”

雨の日曜日

 お出かけ前に録画ワートリ。
 声を抑えめにしてたのか、開幕の長ゼリフ石田さんちょっと緊張してたように聞こえたけど、明るく不敵な感じがよかった。
 生駒隊楽しそう。待望のナスカレーはナイスナスカレーだった。あと隠岐さん原作2割増しくらいモテそう。千佳ちゃんとの対決楽しみ。
 マップに転送されるとき空に描かれる陣みたいなやつ(18巻冒頭の絵)がシュンシュン動いてかっこよかった。

 SQの最新話をやたら読み返してるので、つい遠征選抜試験の品定めキーワードが思い浮かんでしまう。2周目見てたら子供が起きてきて、「ゾエさんはまるいね」と言い出したので笑った。

さくらさくら

 明日は友達が脚本書いた(そして私がその科学監修的なものをさせていただいた)舞台を見に行くので、ちょっとした差し入れを準備。

 近所の川の桜はどうかね、とぶらぶら見に行ったらけっこう咲いていた。

2021/03/19

 なんとか一週間。
 誠実に務めようの一心でがんばった。

 夜はピザ。
 ずっと見たかったスタンピードをネトフリで。
 子供は公開時にONE PIECE好きの友達と、後楽園のコラボイベント(脱出ゲーム)で遊んだりしてたこともあり、わりと内容をよく知っていた。
 「ノックアップストリームはロマンだよね!」
 それな。
 
 ONE PIECEオールスター大集合みたいでとても楽しかった。
 ロジャーを超えたい小物の戦争屋が起こした大事件、というのもなかなかメタでいいテーマ。
 麦わらの一味の中ではロビンの次に好きなウソップがとてもいい役まわりで嬉しい。
 バレットの造型がとてもディズニーのボス敵っぽい(ファンタジア禿山の一夜とかモアナとか)なと思っていたら、最後は拳と拳のジャンプ的決着なのもよかった。

 大好きなバルトロメオたちもちゃんと出てくれていた。キャベンディッシュについては、石田さんのことが好きすぎて「キャ」くらいでもう超照れてしまうのでこのくらいで。