月別アーカイブ: 2021年11月

2021/11/11

 チンアナゴの日だったり犬の日だったり。今日は一年で一番記念日の数が多い日らしい。[1]一般社団法人 日本記念日協会

 今日は在宅勤務。在宅してるとてきめんに歩数が減るのは困ったもんだ。
 リングフィット13分。

 今日の昼は、牛こまとネギのすき焼き風炒め、里芋のおかか煮。
 今日の夜は、Kit Oisixでかぶとミートソースのグラタン、グリーンサラダ。グラタンは例の鉄鍋で作ってそのまま配膳。らくちん。

 ロンドン謎解き結婚相談所シリーズ第二作『王女に捧ぐ身辺調査 ロンドン謎解き結婚相談所』が今日発売になったので、さっそく読み始めた。もうおもしろい。アイリスもグウェンも好きだけど、強いて言えばアイリスの方により共感するところが多いかも。

たとえば環境問題

 先日、「日常的に日本語の偏った情報にばかり触れ続けている危険性が高まっているような気がする」と書いたことの例が、たとえば日本語twitterで影響力のある「論客」やインテリツイッタラーの、環境問題に対する姿勢。
 控えめに言って消極的、どうかすると否定的な人まで。

 今、グラスゴーでCOP26開催中ということもあって、世界的に環境問題に対する議論が盛り上がっている。もちろんさまざまなテーマで意見が対立しているから盛り上がっているのだが、少なくとも大きな流れは、地球環境の将来を考えれば温室効果ガスの削減は待ったなしの課題だ、という最低限の認識のもとに進んでいるはずだ。
 これまで化石燃料に頼ってきた産業が打撃を受けることも当然無視はされておらず、経済についてはグリーン関連技術のイノベーションを起こして活性化を図ろうという考え方が主流のはず。貧困国の環境対策を先進国が支援する必要性もとうに議論されている[1]【COP26】 貧困国の気候対策支援、イギリスが440億円超の拠出を約束 – BBCニュース
 環境問題に取り組む必要性ありきで、付随して起こる問題をどのように、どの程度のスピードで解決するか、が議論の中心になっていると理解している(トランプも去ったし)[2]COP26、米中が共同声明 中国が予想外の協力姿勢

 翻って日本では、まだまだ環境問題は一部の活動家が騒いでいる問題、くらいの認識の人が多そうに見える。Twitterでは、環境問題そのものよりも、環境活動家がいかにエキセントリックなやつらで経済の敵であるかと非難を浴びせることに汲々としている「論客」やインテリツイッタラーすらよく見かける。
 注目すべきは、たとえば大学教員のような教養と地位のある人とその取り巻きたちが、環境問題を党派性の問題に矮小化して(あるいは利用して)、気にくわないクラスタを叩く道具にして満足していることだ。経済に配慮せよが彼らお気に入りの標語だが、実際はその経済界が、環境問題への対応が遅い日本の状況に警鐘を鳴らしている[3]トヨタの危機感を共有できているか 脱炭素からは誰も逃れられない
 この視野狭窄ぶりはいったいどうしたことだろう。

 日本のインテリツイッタラーの多くは、地位相応の責任を負ってその頭脳を生かすことより、強者とみられることを極端におそれ、自分の地位は見ないふりをして、身近なフォロワーに嫌われないことのために頭脳を使う方向にひたすら熱心に見える。
 だから、弱者を自称する冷笑系アカウントに媚び、やがて彼らのつくるエコーチェンバーに取り込まれて、その中の人たちに嫌われないようにすることだけを考え、視野が狭まっていくのだ。リベラル叩き、フェミ叩きがすっかり板についてしまい、日文研の呉座先生が落ちた陥穽まであと数歩と見える知り合いもそれなりにいる。

 先日の衆院選で、そういった人たちがいっせいに推していたのが国民民主党だったが、玉木代表が維新との連携を表明したとたん、慌てていたのが滑稽でもあり、残念でもあった。希望の党からの流れを見ていれば、彼らが維新と親和性が高いのは明らかだったはずだし、改憲に前向きだったのも昔からだ。エコーチェンバーの中の仲間に嫌われることだけをおそれていると、そこまでものが見えなくなるものだろうか。

 教養や地位を持っていながら、その点において強者であることを認めることから逃げ回り、その教養や地位を真に弱者のために使おうともしない精神的脆弱さから、日本のインテリツイッタラーはいいかげん卒業すべきだ。

 なお、国民民主に投票しつつも維新との連携を表明したことに慌てなかった知り合いもいる。思想的には相容れないところも多いが[4]わたし自身は、小選挙区は立民、比例は共産に入れた。、その強靱な知性と豊かな人格をかねがね尊敬していた人で、さすがだと尊敬を新たにした。彼のようにありたいものだと思っている。

久しぶりの雨

 一日じゅう雨降り。静かでよかった。

 ちょっと子供と話すのに、久しぶりに藤原正彦『数学者の言葉では』を取り出した。
 高校時代、進路と勉強に悩んで行き詰まっていたとき、数学の恩師にいただいた本で、その後も壁にぶつかるたびに読み返した思い出ぶかい本だ。
 最近の藤原正彦先生とは思想的に相容れない部分が多くなってしまったが、今読んでも、この本の「学問と文化」の章、特に「学問を志す人へ − ハナの手紙 − 」は胸に迫るものがある。と同時に、襟を正さずにはいられない。

リングフィット5分。

千枚通し

 東西線の中で千枚通しのような刃器を取り出した人が逮捕されたとして、昨日話題になっていた。
 ジョーカーの扮装をした人が乗客を襲撃した先日の事件とともに、東京の鉄道のセキュリティに対する不安が一気に高まりつつある。

 という状況の深刻さと問題点から少し離れて、「千枚通しって何」「いま知った」みたいにSNSで盛り上がっていたことが、つい最近まで無限列車が盛り上がっていたことからしてとても不思議だったのでメモ。
 鬼滅の刃無限列車編では、千枚通しのような武器が繰り返し登場してきたが、それが「千枚通し」という名前のものだとはまったく共有されていなかったのだな。

2021/11/07

 午前中は家事とかあれこれ。
 午後はたまってたソシャゲのイベントをちょっと。あとは趣味とも仕事ともつかない仕事を。好きなことやってるのが一番楽しい(あたりまえ)。

 昼はきつねうどん(昆布といりこの出汁)。唐揚げ屋さんで買ってきた唐揚げ(白麹味と黒醤油味)もどどんとつけたよ。
 夜はまたしても鍋しゃぶ。

きろく

11/4 リングフィット21分。
11/5 リングフィット8分。
11/6 フィットボクシング23分。腹筋ローラー(膝コロ)30回。

ピクミンは11/1に始めてから今日までに38986歩。ときどき斜め腕立てとかも。

お散歩さんぽ

テーマパークだったかー

ぶらぶらと飛鳥山まで。

折しも絶好の青天

パリ万博日本ブース

画面から想像してたより、だいぶ細身だった

飛鳥山前郵便局のポスト。渋沢くんがいっぱい。

2021/11/05

 勤務先ビルもだいぶ人が戻ってにぎやかになってきた。嬉しい。

 ここまで感染者数が減ってくれば、あともう少し、マスク手洗いを各自続けつつ、検査隔離をしっかり回して、水際対策を厳重にすることで、大規模な感染拡大は防げるのではないか。
 とにかく変異株を(国内に)入れない、増やさない(ウイルスの増殖機会そのものを作らない)、殺す、さえ徹底できればゼロコロナいけるはず。
 折しも、メルクの経口コロナ新薬モルヌピラビルが、イギリスで世界初承認。モルヌピラビルの名前の由来は、北欧神話に登場する雷神トールの鎚、ミョルニル(トールハンマー)から来てるらしい。これとワクチンを併せて、なんとか新型コロナを打ち倒したいところ。

 コロナウイルスそのものがとても普遍的なウイルスであるという点は気になるのだけど、ここ1、2年の科学/医療技術の進歩を見ていると、科学者たちは既に、もっと広いウイルスすら射程に入れていそうに思える節もなきにしもあらず。もう少しするとそのあたりの議論も、その是非も含めて盛り上がってくるかもしれない。

 新型コロナに限らず、世界の動きがとても速いので、日常的に日本語の偏った情報にばかり触れ続けている危険性が高まっているような気がする。偏った日本語情報の流入量を減らす and/or 外国語による情報も取り入れていく、みたいにしないと、物事の捉え方や意思決定の方向性があさっての方向に行ってしまいそう。

 みたいなことを、ピクミンと一緒に歩きながら考えた。

歩いて増やす、歩いて咲かせる、歩いてのこす。『Pikmin Bloom(ピクミン ブルーム)』配信開始。 | トピックス | Nintendo
 今レベル11。