子供のファイザー2回目接種完了

 1回目の副反応もたいしたことなかったので、2回目もつらくならないといいな。今のところとても元気にしている。
 これで家族全員2回接種完了したことになる。ブレイクスルー感染しないように、引き続きマスクと手洗いには気をつけていくものの、少し気が楽になった。

妙にファンシーに撮れてしまったセセリチョウ的誰かさん。散歩中に見つけた。

 集団免疫に関するワクチンの効果は、当初「ゲームチェンジャー」と期待されていたよりは限定的であるようなのだけど、それでも重症化抑制効果はとても高そうなので、重篤なアレルギー等がない我々としては、利己的にも利他的にも打たない理由がない。
 受けられる人がどんどん受けられるに越したことはないので、ワクチンの配分と供給がスムーズに進むといいのだが。

 板橋区からは今日現在、以下のようなアナウンスが出ている。
「国は全体の接種率が80%に達すれば、今回のワクチン接種が完了すると見込んでいます。

これに対し板橋区では、10月上旬配送分までで、接種対象者の75.5%分のワクチンが確保されると試算していますが、10月中旬以降にファイザー社製のワクチンが板橋区に配分される見込みはありません。

板橋区からは、これでは接種希望者に対してワクチンが足りないので1本でも多くワクチンを供給してほしいと、厚生労働省に強く要望していますが、多くは望めない状況です。

まだ接種を受けられていない区民の皆様がこのまま板橋区内で接種を受けるためにお待ちいただいても、接種を受ける時期が遅くなるか、結果的に接種を受けられなくなる可能性があります(上述のとおり、10月上旬時点で接種対象者の75.5%分のワクチンのみ板橋区に入荷される見込みです。板橋区内ではそれより多くの方には接種できません)。

お勤め先や通学先で職域接種を受けることができる方は、そちらでの接種をお願いします。
東京都が運営している集団接種会場(東京都庁など)で接種を受けることができる方は、そちらでの接種をお願いします。」[1] … Continue reading

 上記「国は全体の接種率が80%に達すれば、今回のワクチン接種が完了すると見込んでい」る、の根拠は、河野担当大臣の今年8月5日の会見における
「ファイザー社のワクチンの第13クールから第15クールの都道府県ごとの配分について、この3クールでは、希望される全ての対象者の接種完了を見据えることになります。考え方として、以前にも申し上げておりますが、12歳以上の全人口の8割の方が2回接種するのに十分な量のワクチンを自治体ごとに計算し、都道府県にその分を配分しております。」
 だろうか。[2]河野内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年8月5日 – 内閣府

 板橋区は集団接種にモデルナ製ワクチンを一部取り入れているが、それを含めての「接種対象者の75.5%分のワクチンが確保」なのかどうかが気になるものの、けっこうカツカツの状況で配分されていることがわかる。世界的なワクチン争奪戦が起きている状況下なのでこれはしかたないのだが、十分な量が確保されているので焦らずに待て[3]河野氏「全く必要のないこと」 ワクチン便宜問題に苦言: … Continue readingと言えるほどでもないようだ。
 おそらく今後は、接種会場をある程度集約していって、自治体の垣根も取り払って(要するに国がしっかり責任を持って引き取って)、予約・接種できるようにしていった方がスムーズに進むのかもしれない。最初からずっとくすぶっていた問題ではあるけれど。
 

References
1ワクチン供給の見通しについて|板橋区公式ホームページ
随時更新していただけるのはとてもありがたいのだが、どんどん上書きされていってしまうのが惜しい。
2河野内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年8月5日 – 内閣府
3河野氏「全く必要のないこと」 ワクチン便宜問題に苦言: 日本経済新聞
“河野氏は「希望する方全員が打てるだけのワクチンは確保されている」と強調。「順番に待っていただければスムーズにいくので、焦らずにお待ちいただきたい」と呼びかけた。”