今年のネット活動を振り返る

今年はなんと言ってもこのブログを作ったのが大きかった。
今ではかなり多くの方に読んでいただけるようになったので、そろそろ少しずつ、気が向いたら自分から広報していくようにしてもいいかもしれない。

ネットのおしゃべり空間をこの一年眺めていて、思った以上に皆、モチベーションを求めているのだな、とハッとすることが多かった。

日々、何を話題にするか。
何を読むか、何を見るか。
感じたことや思ったことをどういう言葉で表現するか。
どう生きるか。

すべてについてまったくオリジナルな発想に基づいて行動できる人などいるはずもない。しかし、オリジナル成分多めのアウトプットができる人と、そうでない人との違いは厳然としてある。そして、数少ない前者に頼る後者の数がどんどん膨れ上がりつつあり、それで成り立っているのが、今のネットのおしゃべり空間なのじゃないかという気がしている。

わたし自身はその前者でありたいと思っているし、広くはないにせよ一定の空間において、そうあることができているとの自負もある。
あからさまにアイデアや表現をもっていかれたな、クレジットもなしに、と思ったことも二度や三度の話ではなくて、それをくやしいと感じたり、消費されてすり減らされたように感じてしまう自分の心と、どう向き合うべきかを考え続けた一年でもあった。

結果、今でも完全に悟ることができたわけではないけど、中間的な結論としては、わたしに表現やモチベーションを頼る人たちをどうにかしようとするより、わたし自身が書きたいと思うこと、読みたい、見たいと思うこと、表現したいこと、こう生きたいと思うあり方を、変わらず発信し続ける方がいいだろう、と考えるに至った。
他人をどうにかしようとあがいても何も残らないが、自分が書いたものは残り続ける。それを見て判断してくれる人は必ずいるはずだ。

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