210208

今日も出勤。2月は短い上に祝日が2日もあるからね。

今日の東京の新規陽性確認数は17113人で、先週同曜日の14445人から約3500人増。検査陽性率はついに40.1%(2月7日時点での7日間移動平均)。まだまだすさまじい感染拡大局面だ。

今回のオミクロン波では、身近な医療関係者の皆さんの話から受ける緊迫した印象と、政府や都のリーダーのメッセージから受けるのんびりした印象に大きな乖離がある。
分科会や都の医師会の専門家たちも、今回はあまり積極的に感染者数を減らす必要性を訴えていない。医療現場の声を聞いた上でそのように振る舞っているならいいのだが、どうもそうは思えないところが気になる。経済界の声に過剰に忖度して、リスク評価が捻じ曲げられていないだろうか。

経済を回すことはもちろん大事だけど、感染者数がこれ以上増えたら(今でも増えすぎだと思うけど)結局回らなくなると思うし、何より数が増えればそれだけ重症者数も死者数も増える。割合に目を逸らすのではなく、絶対的な数の重みを受け止める必要があるのではないか。[1]国内コロナ死者、最多159人 10万1278人感染 | 河北新報オンラインニュース

アメリカも日本への渡航について中止勧告を出したとのこと。[2]米政府 日本への渡航 最も厳しい “中止勧告”に引き上げ | NHKニュース アメリカに警戒されるとかどうなの、と思ってしまうものの、日本の政府と経済界の感覚はやっぱりちょっとおかしい気がする。

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