2022/11/08

11月から12月(とちょっとそれ以降)の仕事量がハンパなくなってきた。予想はしていたのでなんとかするけど、これは、これは。

アニメゴールデンカムイ、42話ももうだいぶギリギリだったのかなと胸が痛む。わたしが一番大好きな白石のシーンを最高の白石にしてくれた伊藤健太郎さんはじめ皆さんの祈りの片隅に。

音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』

明治座初日見てきた(昨日)。

昭和歌謡版リチャード三世って何?? と思っていたけど、そうとしか言いようのない、でもそう聞いただけでは到底予想できなかった超重量級悲劇だった。

中川大志さんと対峙して殺されていく俳優さんたちの力がすべてとてつもなく強くて大きいのに(特に父親の池田成志さん)、それを全部受け止めて悲劇の炎に引き込んでいく大志さんのエネルギーのはかりしれなさ。

主人公の容貌からの連想もあるのか、ノートルダムの鐘の幻想も織り交ぜられていたように思うが、こちらはあくまで幻想で、メインのストーリーは一片の救いもない、純度100%の悲劇だった。誰も幸せにならないドン・ジョバンニっぽくもあるのかな。
ここまで徹底した悲劇を見ると、かえって気分がすっきりするのはなぜだろう。

2022/11/06

ニチアサのない日曜日。

ちょっとだけ仕事した。夕方から、明治座に『歌妖曲~中川大志之丞変化~』を見に行く。初日!

Twitter大騒ぎ

 イーロン・マスクがTwitterを買って以来、大騒ぎになっている。

イーロン・マスクがTwitter買ってからやったことまとめ
大手企業がツイッター広告から撤退、ヘイトスピーチも急増
イーロン・マスクのTwitterは、LGBTQにとって安心できない場所になりつつある
Twitter社員「時代のおしまい」 解雇開始、日本でも

 マスクは、彼にとっての理想の言論が繰り広げられる「公共の街の広場」(public town square)を作りたいみたいだが、差別的、暴力的な言論が野放しになる広場は果たして維持可能だろうか。


(「世界一の金持ちがこのソーシャルメディア街の広場を買い、企業が別の場所で金を使おうと決断することくらい、アメリカらしいことはあるだろうか?」)

 とはいえ、もうずっと以前から、Twitterは、わたしにとってさほど居心地のいい場所ではなかった。かつてのTwitter本社は、それでもトランプのアカウントを凍結することができたけど、Twitter Japanは、よりひどい差別主義・歴史修正主義・非科学的アカウントを野放しにしているどころか、ときに優遇さえしている[1]Twitter「聞いていた運用と違う」 日本青年会議所の問題リツイートに苦言、「メディアリテラシー」めぐり炎上。その傾向が全世界的に加速するかもしれないと思うと暗澹とする。

 Twitter以外の場所を探そう的ムーブメントは、過去にも何回か起こったと記憶しているが、それでも多くの人がTwitterに残ったことを考えると、今回もまた、いっときの騒ぎが過ぎれば、またなにごともなかったかのようにTwitterの日常が戻ってくるかもしれない。
 Mastodonがまたユーザを増やしているようだが、あれは、興味や関心を持てる人を探し、つながる機能が決定的に弱い。分散型SNSは、自分でインスタンス(サーバ)を立ててこそおもしろくなるのだが、Mastodonのインスタンスは維持管理のコストが高すぎる。Mastodonがいいなと思った人であれば、とうにDiscordなどを使っているだろう。MastodonがTwitterに代わる大きな勢力になるような気はあまりしない。
 たとえばTwitter創業者のジャック・ドーシーたちが作っている新しい分散型SNSのBluesky[2]Bluesky Social[3]Twitter創業者の立ち上げた分散型SNSプロトコル開発団体が新SNS「Bluesky」を発表のような新しいSNSが、どれくらいおもしろいものになってくれるか、そこに有力なインフルエンサーがどれくらい参画していくことになるのかに、今後、Twitterが生き残れるかどうかがかかっていきそうだ。

 日本に限って言えば、テレビ番組の実況や、ニュースなどをネタにした大喜利ができて、ふんわり楽しいコミュニケーションがとれればそれでよい、と思っている人も多そうだから、なおさらマスク体制のTwitterに逆風が吹く理由がない。
 Twitter Japanが差別主義・歴史修正主義・非科学的アカウントを許容し続けてきたことで、権威があって(フォロワーが多くて)声の大きい者であれば、たとえその主張がどれほど理不尽なものであっても、この「広場」の秩序を保つ善い存在と評価され、理不尽に対して反対の声を上げる人は、和を乱すめんどくさい存在として疎まれ、叩かれ、排斥されやすくなってもいる。疎み、叩き、排斥するのが、普通に顔を合わせれば気のいいお隣さんたちである、というのがポイントだ。
 太平洋戦争時の、今から思えば信じられないような全体主義の覇権も、こういった小さな仲間はずれの積み重ねが支えていた部分が大きかったのではないか。
 実際、以前、比較的親しかったアカウントの中にも、ずいぶんと過激な差別主義や権威主義の、仲間内では声の大きなアカウントに阿るようになってしまった人たちが何人かいる。
 そういった意味で、この「ソーシャルメディア街の広場」もまた、現実の社会と地続きなものではあるのだが、そこに四六時中居続けることは、わたしには耐えられない。

 だからこそ、わたし自身は、もうずっと前から、Twitterだけをネット上の居場所にするのはかなわないなと思っていて、ブログやDiscordなどの居場所を作ってきてはいるけれど、はたしてどれだけのTwitter上の友人たちが同じような選択をしてくれるだろうか。

今週は(も)忙しかった

In-personでしゃべる機会が多くて、いろいろ活性化された気分。

某大学院の留学生向けコースで、研究者のための知財入門的な講義を担当させてもらった。英語で90分しゃべらなきゃいけなかったけど、がんばって準備したおかげでなんとか完遂。
たくさん質問もしてもらえて嬉しかった。

2022/11/01

今回はいたって何もかも普通で、特に異常な生理的・精神的な波もなかった。やっぱストレスの影響を侮ってはならない。
適度なストレスが大事なのはそのとおりにしても、度合いだけじゃなくて、種類も大事なんだな。

https://diary.ihatovo.com/archives/2305

4回目接種その後

夜中(午前3時頃)、熱さと悪寒で目が覚めて、熱を測ったら38.3度。
6時過ぎにもう一度測ったら38.2度で、解熱剤飲んで二度寝。9時半ごろには37.1度に下がった。悪寒もなくなってすっきり。

3回目(ファーストブースター、モデルナ)のときは、夜中2時頃に激しい悪寒と共に38.7度まで熱が上がり、朝6時に38.6度で解熱剤を飲み、朝8時前に37.5度まで下がった、という経緯だった。

今回の4回目(セカンドブースター、ファイザー)の副反応は、前回とほぼ似たような感じで、接種直後に接種部位の疼痛→夜中に38度超の発熱→朝まで発熱継続→解熱剤で回復、という転帰をたどり、全体的にちょっとマイルドになった印象。今後もブースター打つたびにこうなると思っていいのかな。予測できれば対処もできる。熱が上がった時点でさっさと解熱剤飲むとか。[1]今回もさっさと解熱剤飲んでもよかったんだけど、いちおう前回と似たような条件で再現を取りたかった。次はもう気にしない。

前回と今回の一番大きな違いは、接種部位の腫れとリンパ節の腫れかもしれない。いずれも前回の方が格段に大きかった。

接種証明書アプリで証明書再発行してみた。しっかり反映されてる。

References
1今回もさっさと解熱剤飲んでもよかったんだけど、いちおう前回と似たような条件で再現を取りたかった。次はもう気にしない。

新型コロナワクチン4回目打ってきた

従来株とオミクロンBA.4/5株の2価(ファイザー)を自治体の集団接種会場で。

前回(モデルナ)は、接種直後に、ぎゅおーんと強い痛みが打った場所に現れてびっくりしたのだけど、今回はその痛みをちょっとマイルドにしたやつが、待機観察時間終了間際に現れて、以後、間歇的に襲ってくる感じ。接種30分後から寒気もするが、さすがにこれは気のせいだと思いたい。

これまでの副反応記録。

新型コロナワクチン3回目

3回目接種その後

ごろごろ


https://diary.ihatovo.com/archives/1009

よくはたらいた

来週の火曜がひとつの大きな山なので、その前にできるだけ目の前の小さな山々を低くしておこうと今週は頑張っている。

今日は午前中に、飛び込みで少しややこしい対応が発生したものの、午後は集中を切らさず、予定分を一気に追い上げることができた。だいぶいいかんじ。

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