舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』

 見てきた。
 ハリー石丸幹二さん、ハーマイオニー早霧せいなさん、ロン竪山隼太さん、ドラコ松田慎也さん、アルバス・セブルス藤田悠さん、スコーピウス門田宗大さんの組。

 魔法も素敵だったし、宙乗りディメンターめちゃくちゃ怖かったし、アトラクション的楽しさたっぷり。
 その上、ハリーとアルバス、ドラコとスコーピウス、そしてダンブルドアとハリーの「父子」関係がみっちり掘り下げられてて、ティーンエイジャーの親としても、かつて子供だった大人としても、いろんな感情が引き出される舞台だった。アルバスとスコーピウスの「友情」の描き方には、もしかすると賛否両論あるかもしれないけど、お互いにいちばん大切な人だと言える関係になっていく過程は見ていて清々しかった。みんなスコーピウス大好きでしょ。わたしもです。

 ハリーがいつまで経ってもハリーなのとは対照的に、ドラコはとても大人になっていて、どちらの成長のしかたもおもしろい。わたしが人間としてどちらを目指したいかと言われたらドラコかな。
 
 他の組も見てみたい。