1週間乗り切ったー。
あっぷあっぷしつつも頑張った。少しずつ楽になってきた気がする。なんだかんだ言ってちょっとは成長できているかもしれない。
今週は政府・与党のひどいニュースが多かった。
大規模接種センターの予約システム関連
【独自】「誰でも何度でも予約可能」ワクチン大規模接種東京センターの予約システムに重大欠陥 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
17日に、大規模接種センターの予約システムが極めてずさんな仕様であることが、防衛省関係者からのリークで発覚。
それを朝日、毎日、日経などが確認して報道。大騒ぎになった。
さすがにこれは速やかに改善されるだろうと思っていたら、防衛大臣が逆ギレとも言うべき攻撃的なツイート。
自衛隊大規模接種センター予約の報道について。
今回、朝日新聞出版AERAドット及び毎日新聞の記者が不正な手段により予約を実施した行為は、本来のワクチン接種を希望する65歳以上の方の接種機会を奪い、貴重なワクチンそのものが無駄になりかねない極めて悪質な行為です。— 岸信夫 (@KishiNobuo) May 17, 2021
SNS等でも、欠陥を報道したメディアを非難して政府を擁護する声が上がった。
「“予約システム”としてはこれで良かったと思うし、英断だ。むしろメディアがITに疎すぎる」大規模接種センターをめぐる報道に夏野剛氏 【ABEMA TIMES】
しかしセキュリティの専門家からも次々と反論が。
今回の報道が行なった検証行為は、「本来のワクチン接種を希望する65歳以上の方の接種機会を奪」うものには至っておらず、用いられた手段も適法なもの。上記のように、本件システムがこのような仕様となっている事実が、運営の現場と利用する国民に広く周知されることが必要。https://t.co/F0PuXWmgQX
— Hiromitsu Takagi (@HiromitsuTakagi) May 18, 2021
そうなのか?夏休みの宿題を最後の3日で仕上げて、3日間でやらねばならぬときに、これしかなかったと言っているのでは。前提がおかしくはないか。
戦略的問題を指摘すべきときに目先の問題に限定して政府側の本質的課題、問題から目を背ける忖度の変異株では。https://t.co/I2Xf7YuVGP— 鈴木 正朝 Prof. SUZUKI, Masatomo (@suzukimasatomo) May 20, 2021
ここまでわかりやすい問題で、なぜ当初、無理筋な擁護をする人たちがネットで大声をあげたのか。擁護のしようがないものでさえ自分の頭で判断できず、エコーチェンバーの中のフォロイーフォロワーの顔色を気にせずにはいられなかったのか。
林幹雄自民幹事長代理の「踏み込まないで」発言
河井夫妻買収「踏み込まないで」 自民幹事長代理、記者質問遮る | 毎日新聞
自民党の林幹雄幹事長代理は18日、2019年参院選の広島選挙区を巡る大規模買収事件で、公職選挙法違反に問われた河井克行元法相らが代表を務める政党支部に党本部が支給した資金1億5000万円に関して「いろいろ(二階俊博)幹事長も発言しているんだから根掘り葉掘り、あまり党の内部のことまで踏み込まないでもらいたい」と記者団をけん制した。
モラル崩壊がひどすぎる。
国会審議遅刻問題
相次ぐ副大臣の遅刻 官房長官が苦言「国会最優先に」:朝日新聞デジタル
三原氏は13日の参院厚労委員会に遅刻。菅義偉首相は18日の参院本会議で「今後このようなことが起こらないよう、政府全体で気を引き締めて、国会対応にあたる」と陳謝したばかりだったが、中山氏は20日の参院外交防衛委員会に遅刻し、この日の質疑は取りやめになった。
総理も官房長官も問題視しているにもかかわらず、なぜか野党を攻撃するネットの人たちがいるのは不思議でしかたない。
国民の代表機関たる国会がここまで軽視されているのは、ゆゆしきことでは。
立法事実捏造問題
#打越さく良(立憲民主党)
@日雇い看護師派遣問題実体のないNPO法人
「日本派遣看護師協会」がなんと!「嘘の議事録をつくって
内閣府に提出してた!!!」でも、内閣府からはお咎めなし! pic.twitter.com/O4AY5CnnJ4
— YOKO#国会を見よう🌈🌳💕 (@granamoryoko18) May 20, 2021
働き方改革のときもそうだったが、ちょっとこれはあり得ないのではないか。
与党のLGBT差別発言
「いろんな副作用も」LGBT理解増進法案 自民部会で紛糾 了承見送り|TBS NEWS
法案の目的には「性的指向および性自認を理由とする差別は許されない」と明記されていますが、出席者によりますと、「法を盾に裁判が乱発する」との意見が相次いだほか、「道徳的にLGBTは認められない」「人間は生物学上、種の保存をしなければならず、LGBTはそれに背くもの」などの声も上がり、法案に反対する議員が大勢を占めたということです。
引用するのも嫌だが記録として。
認めるも認めないもない。存在して、生きている人の人権をここまで蹂躙する差別発言が堂々とまかりとおっていることに、強いショックを受けた。
心ある与党の党員と支持者の方々の声が届いて、この絶望的なバックラッシュを止めることができますように。