東京4172人

ちなみに昨日(土曜日)は4561人。

少し増加ペースが落ちてきているように見える。前週比3倍くらいのペース。これは安心していいのか悪いのか。

1月12日から14日までの3日間、検査人数7日間移動平均が1万人〜1万1千人程度でいったん頭を打っているように見えている一方、同期間の検査陽性率は11.7%〜16.0%と急上昇しているので、まだまだ感染拡大局面にはあるようだ。[1]東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト | モニタリング項目(4) 検査の陽性率
去年のデルタ株のときは、7月21日〜26日まで、6日間かけて陽性率が11.4%〜15.7%に上がっていたので、オミクロン株の感染拡大スピードの方がやっぱり早そう。
去年8月、デルタ株がもっとも猛威を奮っていたころは、2万人以上の検査人数で陽性率が20%〜24%だった時期もあった。今回の波でこれを超えるようだとヤバいかも。

もっとも、東京の人は、これまでもわりと、日々発表される新規陽性者数に応じて敏感にみずから(または会社等のコミュニティ内で)行動制限を課してきたところがあったと思う。それが自発的なサーキットブレーカーとしてある程度は機能してきた節がある。[2]ぱれあな on Twitter: … Continue reading[3]ぱれあな on Twitter: … Continue reading
今回についてみると、たとえば銀座や歌舞伎町の夜の人出も、年が明けてからは減っているようだ。[4]新型コロナウイルス 街の人出は? 全国18地点グラフ|NHK特設サイト|NHK
オミクロン株は感染から発症までのサイクルが短いから、都民の自発的な行動制限による接触削減の効果が鋭敏に出ても不思議はない。陽性者増加ペースが落ちている理由に、その効果が反映されているといいのだが。結局はオミクロン株の感染力の高さとの綱引きになるとは思うけど。