書きたいことがあるやつは即時的なレスポンスが得られなくても書き続けるだろう

結局みんなキャッキャウフフしたかっただけなのか – phaの日記

こないだからぽつぽつ話題になってる「はてな村から人がいなくなってる」「みんなブログを書かなくなった」系の議題について。
みんなタダで長文を書かなくなったとか、手軽に人と仲良く絡みたいだけだったのだとか、そうかもしれない。そうかもしれないが、わたしに関してはちょっと違う、と言いたい。

意識的にSNSとの障壁を高めにしたこのブログを3月に作ってもうすぐ4ヶ月。はてなブログ時代をはるかに超えるペースで更新が続いている。

キャッキャウフフは楽しいが、それが長引くにつれ、少しずつ、その関係性に澱が溜まっていったり、心地よかった関係性に意地悪なウォッチャーの監視が絡まってくることがある。わたしにはそれがしんどかった。
しんどいから書くのをやめるという道もあったかもしれないが、書きたいことは毎日出てくる。ならばなんとか書き続けられる場所がほしいとおもって作ったのがこのブログだ。

隠すつもりはないから、これまでのブログにもTwitterにも、聞いてくれれば場所をお伝えすると公言している。シェアもご自由にしていただいて構わない旨を「このサイトについて」のページに記載している。どうしても伝えたい記事については、実はときたまTwitterやFacebookで宣伝もしている。
「わたしと仲がいい人だけが知ってるところに、ちょっと内緒のことを書きましたよ〜(知らない人はごめんね)」みたいなイヤらしい仄めかしを、わたしのTwitterやブログをこれまで積極的に読んでくれていた人たちに対してしたくないからだ。

ただ、ちょっと意地悪かもしれないのは、この場所を直接わたしに聞くということ自体、わたしに対するある程度の興味を表すことになるので、それをしたくない人たちはモヤモヤすることになるかも、という点。
とはいえ、別に非公開ブログではないので、何かの機会に、わたしに対してさほど好意的ではない人の目にここが触れて、継続的にウォッチングされることもあるかもしれない。
今のところ、機械的なクローリングと自分のアクセスを除いて、いつ、どの記事に、何人の人が訪れたか、くらいしかわからない簡易なアクセス解析しかしていないが、特に敵対的な監視の視線は感じていない。そういう視線があったとしても、わたしには見えない(見えにくい)ようになっているから、苦にならない。

ごくたまにSNSで宣伝したとき以外に、継続的にここに読みにきてくれる人はまったく多くない。でも途切れることもない。
これがほんとうにありがたい。ありがとうございます。
ここにまったくキャッキャウフフはないけれど、この「わたしは書いた」「誰か知らない人が読んでくれた」というだけの関係性が、今のわたしにはとても心地よい。

このブログをつくってから4ヶ月という短い期間の、わたし一人だけの経験というきわめて低いエビデンスに基づく主張で申し訳ないが、書きたいことがある人は、SNS的な即レスがなくても、きっと書き続けるはずだとわたしは思う。

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